これまでの連載で「面接で何を話せばいいのか」について説明してきたが、それだけでは不十分だ。服装などの外見は、学生が思っている以上に説得力に影響する。今回は、面接に受かるために、どのように外見に気を付ければいいのかをキャリア支援スクール「我究館」の熊谷館長が説明する。

第一印象に気をつけろ!

「自己PR」「学生時代に頑張ったこと」「志望動機」
 面接で必ず聞かれる代表的な質問だ。

 これらを聞かれたら、当然、自分を的確に伝えられるようにしておくこと。
 伝える内容の準備は怠らない。
 これは、これまでの連載で伝えてきたと思う。

 しかし、「伝える内容」の準備に集中している人が見落としがちなものがある。
 それは「伝えている自分が、どんな人間に見えるか」だ。
 つまりは第一印象である。

 少し極端な例を出そう。

 例えば、こんな男子学生を想像してみよう。
 よれよれのスーツ、ボサボサの髪の毛、剃り残しのヒゲ、暗い表情、小さな声、緊張しているのか妙に早口、手をモジモジと動かしている。元気がなく、自信がなさそうなタイプだ。

 この学生が、「サークルの代表として仲間をまとめた経験」「バイト先の改革を起こした話」「グローバルに活躍したい夢」「社会に与えたい影響」を語っていて説得力があるか。

「全くない」と感じる人のほうが、かなり多いのではないだろうか。

 たとえ、その内容が論理的だったとしても、説得力はないだろう。
 いや、むしろ「リーダーシップがなさそうだな」「仕事を任せられないタイプだな」と感じさせないか。伝えようとしている内容と逆のことが伝わる可能性がある。

きみの印象の大部分は、伝える内容以上に、外見に影響を受ける。
 最終回は、これについて注意点を考えてみよう。

服装や髪型など、
ビジュアルに意識が向けられているか

 きみが自分を、デキる奴だと思わせたいなら、服装などの外見にも気を使おう。
 先の例に挙げたように、話す内容の説得力を大きく左右する。

 では、どんな外見が良いのか。
 次ページのアイデアを参考に、自分なりに魅力的な外見の人を探してみよう。
 そして、マネできるところは、マネをする。