テレアポに苦手意識を持っている人は多いかと思います。「ガチャ切りされたらどうしよう……」「怒鳴られたら嫌だな……」。このように悩みは尽きません。さて本日は、トップセールスたちがやっているテレアポ(電話営業)の秘密に迫っていきます。

 

電話営業(テレアポ)。
トップセールスは何をやっているのか?

 テレアポ(電話営業)に苦手意識を感じる人は多いと思います。かつては、受話器を持った手をガムテープで縛ってテレアポを取らせる会社もあったそうです。そこまでしたことはありませんが、私も1日に100件から200件のテレアポをしたことがあります。

 もちろん、断られる回数のほうが多かったのですが、苦痛に感じたことはそれほどありません。なぜなら、「どうすれば、成果を上げることができるのか」という関心が強かったからです。断られてもそれほど気落ちせずに、「どのように改善すれば、結果が出るか」ばかりを考えていました。

 たとえば、100社に電話をかけて、そのうち10社に資料を送ることができたとします。ところが、資料を送るだけでは、その後のアプローチにはつながりません。そこで私は、資料を送った10社に対して、継続フォローをすることに決めました。

「○月×日に□□□に関するセミナーを開催します」といった「お客さまのメリットになる情報」を定期的に届けるようにしたのです。すると、その10社の中から、少しずつ問い合わせをいただけるようになり、売上を伸ばすことができました。

「たった一度の電話でアポイントを取ろうとしない」。これが私の持論です。その理由をご説明いたします。