タイ
2016年9月13日 沼舘幹夫

女、33歳、独身。バンコク移住物語【前編】

【2月】いよいよバンコクに上陸!

「お客様のご予約はありません」。顔が青ざめた。フライト2時間半前。成田と羽田を間違えた。呆然としていると、「1万円出せば45分後の出発便に振り替え可能」とのこと。余分な出費だが背に腹は変えられぬ。私のバカ! こんなんで海外生活できるのか……?

 見送りの人との別れを惜しむ間もなく、バタバタと搭乗口へ。自己嫌悪と寂しさが募り、機内でちょっと泣いた。

【3月】みんなが私を呼んでいる!?

 新しい職場。みんなが私のことを話しているような。ノイローゼか? いや、原因は私の名前にあった。タイ語で「マイ」は疑問、否定、形容詞……様々な形で使う単語。どおりでそこら中からマイマイ聞こえるわけだ。

 タイ語、勉強しないとマズイな。取材に出かけても、聞きたいことをスッと聞けないジレンマがある。日本語が話せるタイ人スタッフの力を借りて乗り切るも、いつまでも半人前じゃいられないしなぁ。がんばろ!

タイ人スタッフと取材へGO~!【撮影/『DACO』編集部】

【4月】戸惑うことも多いけどなんとかやってるよ!

 移住して2カ月半。あっという間だったような、引っ越してきた日がはるか昔のような……。

 仕事はというと、まだ言葉の壁に戸惑うことも多いけど、片言タイ語を駆使しながらワイワイ楽しくやっている。日を追うごとに、憧れの街だったバンコクが自分のホームタウンになっているのがわかる。

 これだけは言える。本当に来てよかった、毎日めっちゃ楽しい!!

4月のソンクラーン(水掛け祭り)は会社にいてもびしょ濡れ!【撮影/『DACO』編集部】