新興国投資
2012年11月8日 木村昭二

[木村昭二のどんとこいフロンティア投資]
世界のセレブが集う国・モナコ公国に住むには?
30万ユーロで移住はできるが知識・教養・家柄もないと大変!?

まともな住居はほとんどが億ション
月額15万円のアパートはメイド部屋

 モナコに移住するにあたっては、住居を確保する必要があります。多くの居住者はコンドミニアムに住んでおり、価格は数百万ユーロ(数億円)の単位です。3ベッドルームのコンドミニアムですと、主流は600万ユーロ(約6億1575億円)程度。一戸建てを購入しようとすれば、3500万ユーロ(約35億9185億円)からの資金が必要になります。

海辺に林立する高級コンドミニアム群 (Photo:©木村昭二)

 ある本には「月額15万円のアパートを借りて居住権取得」とも書かれていますが、単身者なら十分ですが、不動産屋でリストを見るとそのクラスの物件にはことごとく「メイド用」の記載がありました。

 はるばる東洋から余生を過ごすために移住してきた日本人が、メイド用の部屋にせせこましく住んでいるとなれば、社交界に格好の話題を提供することになるでしょう。先述の通り、モナコは人口わずか3万強の国ですので、噂話はあっという間に国中を駆け巡ることになるのです。

世界有数の治安と風紀で最高の安心感も
お金があるだけでは快適には暮らせない

 住み心地はどうでしょう。モナコに滞在してみて感じたのは、リラックスできる雰囲気と安心感でした。その道の専門家に言わせれば、三方を山に護られ海が開ける地形は風水的にも理想的でパワースポットでもあるということなのですが、なんといっても治安・安全性が完璧でした。

 現在モナコには400人以上の警察官がいます。一人の警官が90人の住民を見ていることになります(ちなみに日本は警官1人:住民556人です)。国内には全土にビデオ防犯・監視システムが設置され、24時間監視されています。何か怪しいことをすれば、あっという間に警官がやってきます。