新興国投資
2014年1月31日 

カンボジア指数構成銘柄は1社のみ
待望の上場2社目は誕生するか!?
[どんとこい!フロンティア投資]

上場日またまた延期??とほほー!
一筋縄ではいかないカンボジア

 今年1月に送られてきた最新の公開資料によると、SECCによる開示資料承認日が1月9日、ブックビルディングが2月12~19日で、3月末日に上場というスケジュールになっていました。ところが1月25日の現地紙「プノンペンポスト」は、またまた同社の上場日が延期になるかもしれないという記事を掲載しました。

 早速、主幹事のプノンペン証券に問い合わせたところ「上場のベストタイミングを探っている」との回答。この期に及んで何を探っているのでしょう! これまでも上場すると言っては延期されるの繰り返しだったので、正直「またかいっ!」という感じです。しかし、今回はすでにSECCと証券取引所が上場承認を出していますので、グランドツインズインターナショナル社は6カ月以内に上場しなければなりません。ということは、最悪7月までは上場がズレ込むことを覚悟しなければならないのかもしれません。

 こういうのはフロンティア投資、特にアジアの市場ではよくあることで覚悟の上ではあるのですが、今回の件ではさすがにどっと疲れました。最初から7月までと言ってくれていたら、こんな気持ちにはならずに済んだのに…。あまり何度も繰り返されるとオオカミ少年市場と思われ誰も相手にしてくれなくなっちゃいますよ。カンボジア!

着実な経済成長を感じさせるプノンペンの街並み。朝令暮改のシステムに忍耐強く付き合えるなら、カンボジア株投資も悪くないのかもしれない(Photo:©木村昭二)

 なお、カンボジア株投資にあたっては同国の証券会社に口座を持っている必要があります。パスポートやホテルの滞在証明など必要書類を携えて直接現地の支店窓口へ出向けばいいのですが、わざわざカンボジアくんだりまで行けない人はワールドストックJPなどのサポートを介して郵送手続きで口座開設することも可能です。詳しくは当連載のバックナンバー「カンボジア株に投資する方法とは?」をご覧ください。

 

<取材・執筆>
木村昭二(きむら・しょうじ)
慶應義塾大学卒業。複数の金融機関、シンクタンク等を経て現在はPT(終身旅行者)研究家、フロンティアマーケット(新興国市場)研究家として調査・研究業務に従事。日本におけるPT研究の第一人者。トリップアドバイザーで各国をレビュー中。
http://www.tripadvisor.jp/members/Kimura_Shoji