英会話のイーオンでは、外国人教師と日本人教師のダブルサポートでビジネスパーソンの英語習得を応援している。外国人教師からは生の表現が学べ、効率のよい学習方法を日本人教師がアドバイスする。スクールのこうした長所を「フル活用すること」が上達の近道になっていく。

イーオン
東京本社 教務課
君嶋 豊トレーナー

 ビジネスシーンで使う英語は難しいと思われがちだが、それは誤解だ。イーオンの君嶋豊トレーナーは、「日常会話とビジネスで使う英会話は、文法や発音は基本的に同じ」という。そう考えれば自己流英会話でも相手に言いたいことは伝わる。

 「ただ会話の中で使うボキャブラリー(語彙)とTPOに合ったフレーズや言い回し、マナーが違うため、ビジネスの場にふさわしい表現を知っていなければ、相手に良い印象を与えることができません」。自己流は「だからこそ怖い」といえるのだ。

微妙なニュアンスを
日本人教師が説明

 イーオンのグループレッスンは、生徒同士の会話を重視している。ビジネスシーンを意識した生徒同士のやりとりを聞いている教師は、「その言い方はきつい印象を与えてしまいます」「その口調は柔らかくて、この場面に合っていますね」というようなアドバイスを英語で伝える。微妙なニュアンスは、その場その場で教師に指摘してもらうことで肌感覚で分かるようになるという。

質の高さに自信あり!知的でスマートな外国人教師陣。写真はイーオン千歳烏山校(東京)にて

 また、外国人教師が指摘したニュアンスを、より正確に生徒が理解できるように、イーオンでは日本人教師の存在も大切にしている。授業は英語だけで行われるため、ニュアンスの指摘も英語になる。外国人教師はニュアンスを丁寧に教えてくれるが、それでも「?」となる生徒には「授業の前や後に日本人教師が日本語でサポートしています」と君嶋トレーナー。

 イーオンの日本人教師は、さまざまなバックグラウンドの中で試行錯誤をしながらネイティブレベルの英語力を身に付けた、いわば英語学習の先駆者たち。君嶋トレーナーもその一人だが「その苦行の道が分かっているからこそ、生徒さんたちにショートカットして効率的に学ぶアドバイスができるのです」と胸を張る。