フェイスブックやツイッターなど、ソーシャルメディアをキャンペーン活動に利用する企業が急増しているが、そこで課題となるのが、不適切なコメントの削除や、いわゆる炎上対策だ。その画期的なソリューションとして注目されているのが、ガイアックスの「コミュニティパトロール」である。

 ソーシャルメディアの企画・開発・運用サービスで十数年の実績を持つガイアックス。その経験とノウハウを基に、ソーシャルメディアをブランディングやキャンペーン活動などに利用する企業に向けて提供しているのが、投稿監視サービスの「コミュニティパトロール」である。

 依頼を受けた企業のソーシャルメディア上のコメントをガイアックスのオペレーターが24時間365日監視。不適切な内容の書き込みや、重要と思われる意見、要望などを発見した場合は、すぐさまメールや電話でクライアントに通知する仕組みだ。

江戸浩樹
ソリューション事業本部
オンラインマーケティング部部長

「サイトを運用する企業の方々も、当然小まめに書き込みを確認していますが、夜間や休日まではなかなか時間を割けないのが実情です。コミュニティパトロールを利用すれば、そうした監視の空白がなくなります」と語るのは、同社ソリューション事業本部オンラインマーケティング部部長の江戸浩樹氏だ。

 監視の行き届かない深夜や休日に不適切なコメントや誹謗中傷などが書き込まれ、長時間放置されてしまうと、企業やブランドのイメージに大きな悪影響が及び、キャンペーン自体が台無しになってしまうこともある。

河瀬航大
ソリューション事業本部
オンラインマーケティング部 コミュニケーションディレクター

「かつては、炎上リスクを恐れてソーシャルメディアの利用をためらう企業も少なくありませんでしたが、フェイスブックの認知度の高まりやスマートフォンの急速な普及とともに、ソーシャルメディアをもっと積極的に活用しようという意識の変化が起こり始めています。

 コミュニティパトロールのようなリスク回避のためのソリューションが充実してきたことも、それを後押ししているのではないでしょうか。おかげさまで、コミュニティパトロールの監視サイト数は昨年ごろから急増しています」と江戸氏は語る。