発行開始以来、さまざまな企業の海外業務をサポートしてきた「MoneyT Global」カード。法人口座から個人利用プランへの入金ができるようになり、利便性はさらに高まっている。現在では、海外ビジネスに不可欠なカードとして認識されつつある。

 サービス開始以降、好評をもって利用されている事前入金型のトラベルプリペイドカード 「MoneyT Global」(マネーティー グローバル)。

 JTBが用意する専用口座に日本円で入金しておくと、世界200ヵ国・地域のVisaやPLUSのマークがあるATMで、現地通貨を引き出したり、ショッピングにも利用できる便利なカードだ。

 万が一の盗難や紛失時には、世界40都市のJTB海外トラベルデスクや24時間対応のコールセンターが日本語でケアするなど、サポート体制も万全。海外にいながら日本のキャッシュカード感覚で使える安全な外貨両替手段として、さまざまな業種の多くの企業が海外業務に利用している。

法人口座から
個人利用プランへの
入金が可能に

 実際に同カードを導入した製造業A社では、「現地ではホテルと工場との往復だが、現金を携行することに不安があった。しかしこのカードがあれば、現地滞在中に必要な分だけ引き出せばいいので安心できる。滞在が延びて経費が足りなくなったときは、日本へ追加入金の連絡をすればすぐに対応できるので助かっている」とその安全性を語る。

 小売流通業B社は、「1回の出張で複数の国へ行くことがあり、これまでは日本円の現金を携行し各到着空港で両替していたが、必要な金額だけ滞在地の通貨を引き出せるので重宝している」と、利便性の高さに注目。またサービス業C社は、「海外拠点に社員を研修で長期派遣するとき、滞在経費の精算が課題だった。日本から仕送りを行うことの煩雑さや経費精算をこのカードが簡略化してくれた」と、長期にわたる海外での業務が効率化したことを打ち明ける。

 同カードには、個人利用プラン(ビジネスマン向け)と法人契約プランの二つのプランがあるが、特に自分で専用口座に振り込む個人利用プランにおいて、法人(企業)の口座から直接個人利用プランの口座に振り込みできる仕組みが新たに追加された。

 つまり、ビジネス費用だけでなく、自分で入金した分はプライベートで使える柔軟性を加え、海外で長期に活動するビジネスマンの利便性がますます高まったわけだ。海外出張・駐在の定番カードとして、今後ますます浸透していきそうなカードである。