羽田空港はどう変わる? ビジネスとエコノミーの間の第4のクラスとは? 予約サイトの上手な利用法は? マイルを早くためるには? 空港やエアライン、ホテル、クレジットカードなど、アイテムを上手に選ぶことで、ビジネスでもプライベートでも満足度の高い旅が実現できる。最新の知っておきたい旅行情報を紹介しよう。

Q1 2014年、羽田空港の
国際線旅客ターミナルは
どう変わるのでしょうか。

A1 羽田空港では、増便に伴い国際線ターミナルが拡充され、ラウンジが充実。日本初のトランジットホテルもオープンする。

 来春、昼間時間帯の国際線発着枠が年間3万回から6万回へ倍増することに対応し、現在、ターミナルビル本館部分の増設とサテライトの建設が進められている。工事完了後は、搭乗カウンターが1.5倍になり、サテライトには搭乗ゲートが8スポット誕生する。供用開始は2014年3月末からだ。

 JALとANAのラウンジも改修や新設工事が進められているが、サテライト6階にキャセイパシフィック航空が日系航空会社以外では初となるラウンジを14年6月に開設する。香港国際空港で人気の「ヌードルバー」も設置される予定。

 また、同じく9月には、国際線ターミナルに隣接して日本初となるトランジットホテル「ロイヤルパーク ザ 羽田」が開業する。315室のうち、17室が保安検査後のエリアにあり、外国人が羽田空港を経由して乗り継ぐ際に、日本に入国手続きをする必要がなくなる。

 同ホテルには保安エリア内に8室、到着ロビーに6室のシャワーを備えたリフレッシュルームができる。羽田は、シャワーが不足気味で、利用できないことも多かったが、状況が緩和されそうだ。