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2017年1月4日 フィスコ

日経平均は大幅反発、トランプ物色が再燃

 日経平均は大幅に反発。415.31円高の19529.68円(出来高概算12億4000万株)で前場の取
引を終えている。米株高や円安を好感し、買い先行の展開となり、寄付き後早い段階で
19300円を回復すると、その後もじりじりと上げ幅を広げる展開に。セクターでは33業種全
てが上昇しており、海運、証券、銀行、保険、ガラス土石、パルプ紙、鉄鋼、石油石炭、輸
送用機器の強さが目立つ。
 東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1800を超えており、全体の9割を占める全面高商状。
売買代金上位では、東芝<%%%6502%%%>、三菱UFJ<%%%8306%%%>、トヨタ自<%%%7203%%%>、ソフトバンクG
<%%%9984%%%>、みずほ<%%%8411%%%>、三井住友<%%%8316%%%>、ファーストリテ<%%%9983%%%>が堅調。

 インデックスに絡んだ商いが中心とみられるが、日経平均は19500円を回復しており、昨
年12月21日高値19592.90円が射程に入っている。パラボリックなど昨年末に陰転したシグナ
ルも好転しつつある。年初安への警戒感もくすぶっていたこともあり、積極的なポジション
も取りづらい状況であったとみられる。そのため、日経平均が高値を更新してくるようだ
と、改めて節目の2万円を意識したトレンド形成が期待されてきそうだ。

 その他、トランプ物色が再燃する格好から、引き続きインフラ関連や金融株に関心が集ま
るとみられる。また、米国では4日に米FOMC議事録、6日には12月の米雇用統計が発表され
る。2017年の利上げペースへの思惑等にもつながるため、予想されるペースより早いピッチ
での利上げへの見方が強まるようだと、ドル高・円安傾向を強める一因になりそうだ。
(村瀬智一)