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2017年1月16日 フィスコ

後場に注目すべき3つのポイント~中小型株やテーマ株の一角への物色が続きそう

16日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

・中小型株やテーマ株の一角への物色が続きそう
・ドル・円は114円15銭、ドル・円は弱含み、日本株安で一時114円割れ
・値下がり寄与トップはファーストリテ




■中小型株やテーマ株の一角への物色が続きそう


日経平均は下落。175.38円安の19111.90円(出来高概算7億1000万株)で前場の取引を終え
た。週末にトランプ次期米大統領の就任式を控えているなか、不透明感が強まっている。ト
ランプ氏の政権移行期間の仕事ぶりに関する世論調査が発表され、「不支持」が51%とな
り、44%の支持率を上回る異例の結果だった。円相場は1ドル114円20銭台とドル安・円高に
振れて推移するなか、売り優勢に。

セクターでは空運のみが小幅に上昇。鉄鋼、海運が2%超の下落となったほか、不動産、そ
の他製品、石油石炭、鉱業の弱さが目立つ。一方でJASDAQが小幅に上昇しており、中小型株
やテーマ株の一角に短期筋の値幅取り狙いの資金が向かっている。

日経平均は25日線を下回っての推移となっている。価格帯別出来高の商いが積み上がってい
る水準を下回っており、戻り売り圧力が次第に強まりやすい。TOPIXの下落から日銀のETF買
い入れへの思惑が下支えとなろうが、先週はETF買い入れへの思惑もあったが、戻りの鈍さ
からややセンチメントが悪化した格好。昨年後半からの株高・円安により、ETFの減額等を
警戒する声も聞かれ始めており、売り仕掛け的な動きが警戒されやすい。不安定な相場環境
のなか、中小型株やテーマ株の一角への物色が続きそうである。


(株式部長・アナリスト 村瀬智一)


■ドル・円は114円15銭、ドル・円は弱含み、日本株安で一時114円割れ


16日午前の東京外為市場では、ドル・円は弱含み。日本株安を手がかりに、一時114円を割
り込んだ。

ドル・円は、前週末の海外市場でのドル売り・円買いの流れを受け継ぎ、週明け東京市場も
売り先行となった。日経平均株価の軟調地合いを手がかりにドル売り・円買いが強まり、一
時113円98銭まで値を下げた。

ランチタイムの日経平均先物は軟調地合いが続いており、目先の日本株安継続が見込まれド
ル売り・円買いに振れやすい地合い。足元では押し目買いが観測されドルは114円付近でも
みあっているが、株安が続けばドルの戻りは鈍いだろう。

ここまでのドル・円の取引レンジは113円98銭から114円48銭、ユーロ・円は円121円10銭か
ら121円68銭、ユーロ・ドルは1.0605ドルから1.0636ドルで推移した。

12時20分時点のドル・円は114円15銭、ユーロ・円は121円19銭、ポンド・円は137円18銭、
豪ドル・円は85円33銭で推移している。


(為替・債券アナリスト 吉池威)



■後場のチェック銘柄

・値下がり寄与トップはファーストリテ<%%%9983%%%>、2位ソフトバンクG<%%%9984%%%>、2銘柄で日経平
均を約41円押し下げた

・スーパーV<%%%3094%%%>、Gunosy<%%%6047%%%>、フリュー<%%%6238%%%>など14社がストップ高
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※一時ストップ高(気配値)を含みます

・トランプ次期米大統領
「(NATOについて)時代遅れだが、非常に重要だ」

・ロシア大統領報道官
「(次期米国務長について)厳格だが、建設的だ」

・カブドットコム<%%%8703%%%>、16年12月次業績を発表

・FJK<%%%2405%%%>、12月度連結月次売上高を発表


☆後場の注目スケジュール☆


<国内>
・13:30 11月第3次産業活動指数(前月比予想:+0.2%、10月:+0.2%)
・14:00  1月地域経済報告(日本銀行)


<海外>
・米国株式市場は祝日のため休場(キング牧師生誕記念日)