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2017年1月18日 フィスコ

日経平均は小幅続落、中小型株に短期的な値幅取り狙い

 日経平均は小幅続落。37.08円安の18776.45円(出来高概算9億1000万株)で前場の取引を
終えている。17日の米国市場は、トランプ次期米大統領がドル高への警戒感を示したほか、
英国のメイ首相が欧州連合(EU)離脱に関して演説を行い、先行き不透明感から売りが先
行。円相場が1ドル112円台で推移していたこともあり、この流れを受けた日本株市場も売り
が先行した。
 売り一巡後は一時18839.05円と上昇に転じる局面もみられた。しかし、外部環境を見極め
たいとする模様眺めムードのなか、結局はマイナス圏での推移となっている。東証1部の騰
落銘柄は、値下がり数が1400を超えており、全体の7割を占めている。セクターではゴム製
品、銀行、空運、金属製品、精密機器、サービスが軟調。一方で、鉄鋼、水産農林、石油石
炭がしっかり。

 日経平均は狭いレンジでの推移が続いている。直近の大幅な下げに対する自律反発も意識
されやすい水準であるほか、円相場は朝方からはやや円高が一服している。日銀のETF買い
入れに伴う需給要因なども意識されそうである。一方で、昨年の大納会の水準を下回ったこ
とで戻り待ちの売り圧力が警戒される。20日のトランプ大統領就任を控えていることも手掛
けづらくさせよう。

 値上がり率上位をみると、東証2部、JASDAQ、マザーズなど中小型株が目立つ。個人主体
による短期的な値幅取り狙いが中心とみられるが、値動きの軽い銘柄等に引き続き資金が向
かいやすいとみられる。
(村瀬智一)