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2017年1月24日 フィスコ

日経平均は小幅続落、前日に250円近い下落後の戻りとしては鈍い

 日経平均は小幅に続落。13.32円安の18877.71円(出来高概算9億1000万株)で前場の取引
を終えた。米株安や円高が嫌気される格好から売り優勢の展開で始まった。ただし、前日に
250円近い下落を見せた反動もあり、押し目買いの動きも意識されやすく、売り一巡後は上
昇に転じる場面もみられている。
 東証1部の騰落銘柄は値下がり数が1000を超えており、過半数を占めている。セクターで
は銀行、電力ガス、保険、鉱業、証券、その他金融、輸送用機器が軟調。一方で、鉄鋼、海
運、卸売、情報通信、非鉄金属が小じっかりだった。指数インパクトの大きいところでは、
ソフトバンクG<%%%9984%%%>、日東電<%%%6988%%%>、アサヒ<%%%2502%%%>、アルプス電<%%%6770%%%>が堅調。

 日経平均は一時上昇に転じるなど、下げ渋りをみせている。TOPIXも小幅に下げており、
午後は日銀のETF買い入れによる需給面での下支えが期待されよう。また、下げ渋りのな
か、円相場も1ドル112円80銭辺りで小康状態をみせており、113円台を回復してくるようだ
と、安心感につながりそうである。

 もっとも、前日に250円近い下落後の戻りとしては鈍い。5日線が上値抵抗として意識され
ており、次第に戻り待ちの売り圧力も警戒されてくる可能性がありそう。ボリンジャーバン
ドは-2σ水準であり、ここから大きく下押す展開は考えづらいものの、戻りの鈍さが目立つ
ようだと、短期筋の利食いも早まろう。明確なボトム形成待ちといったところである。
(村瀬智一)