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2017年1月27日 フィスコ

決算ピークで見極めムードに

 日経平均は3日続伸。65.01円高の19467.40円(出来高概算19億4000万株)で取引を
終えた。26日の米国市場は、引き続きトランプ政権への期待からNYダウは連日で最高
値を更新。この流れからシカゴ日経225先物清算値は19500円を回復していた。また、
円相場は前日から1円程度の円安に振れていたことも安心感につながるなか、買い先行
で始まった。しかし、19500円には届かず、その後は前日までの大幅上昇に対する利益
確定の流れもあり、狭いレンジ取引が続いた。ただ、利益確定が優勢だったが、円相
場が1ドル115円を回復するなか、19400円での底堅さもみられており、押し目買い意欲
の強さが窺えた。
 セクターでは鉱業、ゴム製品、空運、石油石炭、銀行、保険、精密機器、情報通
信、不動産がしっかり。半面、海運、鉄鋼、その他金融、証券、倉庫運輸、輸送用機
器が一服。指数インパクトの大きいところでは、KDDI<%%%9433%%%>、ファーストリテ<%%%9983
%%%>、ブリヂストン<%%%5108%%%>、テルモ<%%%4543%%%>が日経平均を下支え。

 先高観が強まってきているが、来週については決算発表がピークを迎えることもあ
り、手掛けづらい状況であろう。これまでの決算は概ね良好とはいえ、LINE<%%%3938%%%>は
コンセンサスを下回ったことが嫌気され、上場来安値を更新していた。決算の好悪が
はっきり出やすいなか、来週は1000社近い企業の決算が予定されている。過剰反応か
らイレギュラーな価格形成になりやすく、見極めたいとするムードに向かわせよう。
(村瀬智一)