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2017年2月7日 フィスコ

トーカイ---3Qは診療報酬改定の影響続くが病院関連事業や介護用品レンタル等好調で増益、通期は減収減益予想据置

<9729>  トーカイ  3860  -55
トーカイ<9729>は2月3日、2017年3月期第3四半期(16年4月-16年12月)決算を発表。売
上高が前年同期比0.1%減の782.22億円、営業利益が同5.8%増の56.12億円、経常利益が
同5.9%増の57.90億円、当期純利益が同2.8%増の38.54億円だった。
同社の主要事業が属するヘルスケア事業は、高齢者人口の増加を背景に、市場は拡大傾
向にあるが、参入事業者も多く、地域での競合や価格競争の激化などが発生している。
また、2016年4月に実施された診療報酬改定は、特に「調剤サービス」を中心に大きな
事業環境の変化を起こしている。

コアセグメントである「健康生活サービス」は医療機関からのアウトソーシングを請け
負う病院関連事業及び、介護用品のレンタルを行うシルバー事業においてレンタル売上
が堅調に推移したことから前年同期比2.9%の増収。利益面では、営業力強化のための人
件費の増加はあるものの、売上増加に伴う利益増に加え、レンタル資材費の発生時期の
ずれ及び減少、 燃料価格下落に伴う工場燃料費の減少などにより、前年同期比23.6%の
増益となった。

「環境サービス」についても、当期より太陽光事業を扱う連結対象子会社が1社増加し
たことなどから前年同期比2.3%の増収。利益面では、増収要因に加え、リースキン事業
におけるレンタル資材費の減少等により、前年同期比53.7%の増益となった。

一方、「調剤サービス」は、店舗の新規出店効果はあるものの、薬価の引き下げ等診療
報酬改定の影響により、前年同期比4.4%の減収、同21.2%の減益となった。
 
 17年3月通期については、売上高が前期比1.1%減の1043.73億円、営業利益が同4.6%減
の71.66億円、経常利益が同4.8%減の73.54億円、当期純利益が同6.5%減の48.84億円を
予想している。通期予想は16年10月24日公表の連結業績予想を据え置きとしている。