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2017年2月9日 フィスコ

日経平均は小幅下落、ソフトバンクGがセンチメントを明るくさせる

 日経平均は小幅に下落。36.14円安の18971.46円(出来高概算8億3000万株)で前場の取
引を終えている。日経平均は19000円を再び割り込んで始まると、その後は18900円を下回
る場面を見せている。8日の米国市場は、トランプ政権に対する政策実現への懐疑的な見方
が強まり、金融セクターに売りが集中。原油相場の回復に伴い下げ幅を縮小しているが、
高安まちまちの展開だった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比55円安の18935円となり、
これにサヤ寄せする格好から売り優勢の展開となった。ただ、円相場が朝方からはやや円
安に振れて推移していることから、前引けにかけては下げ幅を縮めてきている。
 東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が若干上回っている。セクターでは情報通信、鉱業、
不動産、金属製品、非鉄金属、その他製品が上昇。半面、空運、輸送用機器、ガラス土
石、ゴム製品、水産農林、機械、石油石炭が冴えない。

 日経平均は狭いレンジでのこう着が続いている。強弱感が対立する水準であり、方向感
が掴みづらい状況であるが、ソフトバンクG<%%%9984%%%>がセンチメントを明るくさせているよ
うである。物色は決算を手掛かりとした個別対応と中小型のテーマ株の一角に短期筋の値
幅取り狙いの資金が向かっているようである。テーマ株としては絞り切れていないようだ
が、AI、IoT、フィンテック、自動運転車など幅広く物色されている。
(村瀬 智一)