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2017年2月10日 フィスコ

主力大型株けん引後は材料株へのシフトも意識

 10日の日本株市場は買い先行の展開となろう。9日の米国市場では、トランプ大統領が航
空業界幹部との朝食会で規制緩和やインフラ投資を提案したほか、減税策に関する具体的
な発表時期について言及したことで政策への期待感が強まった。
 NYダウ、ナスダック、S&P500指数はいずれも最高値を更新するなか、シカゴ日経225先
物清算値は大阪比245円高の19155円となり、これにサヤ寄せする格好から、幅広い銘柄に
買いが先行することになりそうだ。また、円相場は1ドル113円台に乗せていることも安心
感につながる。

 もっとも、日米首脳会談の行方を見極めたいとするムードも強く、また、決算発表がピ
ークとなることもあり、買い一巡後は先物市場の動向に振らされやすく、次第にこう着感
が強まる可能性がある。インデックス主導で主力大型株がけん引した後は、中小型の材料
株へのシフトも意識しておく必要がありそうだ。

 日経平均は調整が続く中でシグナルも悪化していたが、シカゴ先物にサヤ寄せする格好
から、5日線、25日線、13週線のほか、一目均衡表の雲上限や転換線、基準線といった現在
の抵抗を一気に突破してくる可能性がある。突破後に支持線として意識されてくるようだ
と、センチメントは大きく改善することになりそうだ。ただ、遅行スパンの上方シグナル
へのハードルは高く、強弱感も対立しやすいところである。