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2017年2月16日 フィスコ

カイオム---16/12月期決算は赤字継続、ライセンス契約獲得のため積極的な営業活動等で収益向上目指す

<4583>  カイオム  439  -2
カイオム・バイオサイエンス<4583>は14日に2016年12月期決算を発表。売上高が前期比
10.0%減の2.52億円、営業損失が10.42億円(前期は12.69億円の損失)、経常損失が1
0.47億円(同12.53億円の損失)、当期純損失が14.91億円(同12.82億円の損失)とな
った。
同社の事業開発状況としては、がん治療用抗体を目指すLIV-1205(ヒト化抗DLK-1抗
体)およびLIV2008b(ヒト化抗TROP-2抗体)において、スイスのADC Therapeutics(以
下、ADCT社)と、Antibody Drug Conjugate(ADC:抗体薬物複合体)での全世界におけ
る独占的な開発・製造・販売権に関するオプションライセンス契約を締結して、ADCT社
にて評価を行っている。研究開発の状況としては、ADLib®システムの技術改良、および
完全ヒトADLib®システムを用いた抗体作製プロジェクトを実施。しかしながら、引き続
き研究開発費が重く、赤字を継続している。

2017年12月期通期の業積予想は、創薬事業の合理的な業積予想が困難として開示してい
ないが、創薬支援事業の業積予想は開示しており、2017年12月期通期の創薬支援事業の
売上高は2.01億円(前期は2.24億円)としている。

今後、創薬事業においては、パイプライン数の拡充、開発ステージアップを推進し、早
期での導出に必要なデータの蓄積ならびにライセンス契約獲得のための積極的な営業活
動を進める。創業支援事業においては、従来から取り組んでいる製薬企業等との連携を
強化し、同社の創薬プラットフォームを用いた治療用抗体開発にかかわる共同研究を推
進しつつ、継続してパイプラインを導出できる体制の構築を目指し、引き続き製薬企業
や診断薬企業、アカデミアからの新規抗体作製受託業務を推進する。