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2017年9月25日 フィスコ

政策期待高まり下値の堅さが意識される

 日経平均は反発。101.13円高の20397.58円(出来高概算15億2000万株)で取引を終えた。買い先行で始まり、寄付き時点で20400円を回復した。北朝鮮情勢に対する警戒感が高まっているが、休みの間にミサイル発射等がなかったことで、一先ず買い戻しの流れが先行している。また、衆院解散を意識した政策期待が高まってきており、海外勢による買い等も観測されている。しかし北朝鮮情勢への警戒から上値は重く、寄付き直後につけた20454.29円を高値に、その後は20400円を挟んでのもち合いが続いた。セクターではゴム製品、情報通信、医薬品、ガラス土石が堅調。半面、海運、保険、鉱業、銀行が利食い優勢に。
 北朝鮮情勢が警戒されるものの、インデックスに絡んだ売買を中心に20400円を挟んでの底堅い値動きだった。こう着感の強い相場展開であり、手掛けづらさは意識されるなか、中小型株に強い動きがみられており、短期筋の値幅取り狙いの資金が向かっているようである。資金の逃げ足の速さは意識されそうだが、マザーズ銘柄には出遅れ感も意識されており、同指数が明確に25日線を上放れてくるのを見極めたいところであろう。

 また、安倍首相は25日夕の記者会見で、28日召集の臨時国会冒頭に衆院を解散する意向を表明するとみられる。また、小池知事は、自らが新党「希望の党」を立ち上げ、代表に就任すると表明した。政策期待が高まりやすく、北朝鮮情勢を警戒しつつも、下値の堅さが意識される相場展開が続きそうである。
(村瀬智一)