IPO株の銘柄分析&予想
2017年10月12日 ザイ・オンライン編集部

「シー・エス・ランバー」のIPO情報総まとめ!
スケジュールから幹事証券、注目度、銘柄分析、他の木材加工・住宅建築企業との比較や予想まで解説!

[2017年12月6日 情報更新]

会社名 シー・エス・ランバー
市場・コード/業種 JASDAQスタンダード・7808/その他製品
上場日 11月15日
申込期間(BB期間) 10月27日~11月2日
おすすめ証券会社 マネックス証券カブドットコム証券松井証券
フィスコ分析による
市場の注目度
★★★最高★5つ
初値(初値騰落率) 2724円(+84.05%)
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【目次】(クリックで該当する情報へ移動します)
▼いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)
▼どこの証券会社で申し込める?(幹事証券会社)
▼いくらで買える?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
▼発行株数・単元数・公開規模は?

▼どんな会社?
▼業績データ/業績コメント
▼企業の詳細情報/銘柄紹介
▼投資のポイント

 

シー・エス・ランバーのIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する?
(ブックビルディング期間、上場日など)

■スケジュール
仮条件提示 10月25日
ブックビルディング(抽選申込)期間 10月27日~11月2日
公開価格決定 11月6日
購入申込期間 11月7日~11月10日
払込日 11月14日
上場日 11月15日

シー・エス・ランバーのIPOは、どこの証券会社で申し込める?
(主幹事証券会社・幹事証券会社・委託販売証券会社など)

■取り扱い証券会社(2017年10月27日時点。割当は変更になる場合があります)
証券会社名
(※青文字はクリックで詳細ページへ)
引受シェア 口座開設
マネックス証券
[最短2日後に取引可能]
0.9
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カブドットコム証券
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松井証券
[最短3日後に取引可能]
公式サイトはこちら!
みずほ証券(主幹事証券) 93.9  
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 3.5  
ちばぎん証券 1.7  

シー・エス・ランバーのIPOは、いくらで買える? 割安/割高?
(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)

■価格情報
想定発行価格(※1) 1480
仮条件
[予想PER(※2)
1380~1480円
7.5倍~8.0倍]
公募価格 1480円
初値 2724円
初値騰落率 +84.05%
予想トレーディングレンジ(※3) 1000円~5000円
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】
※1 有価証券届出書提出時。※2 予想EPS=今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数、から計算したもの。※3 期間は上場後1年を想定。
■類似会社4社の予想PER(2017年10月24日終値の株価と会社側予想から計算)
会社名 ※クリックで最新チャートへ 予想PER
【3社平均】 12.0倍
住友林業<1911> 10.1倍(連)
山大<7426> 5.5倍(連)
南海プライウッド<7887> 7.6倍(連)
すてきナイスグループ<8089> 24.7倍(連)

 予想EPSから割り出した仮条件の予想PERと、類似会社4社の平均PERと比較すると、本銘柄の公開価格は類似会社より割安と判断できる。

シー・エス・ランバーの発行株数・単元数・公開規模は?

■株数などに関する情報
発行済株式数(上場時) 173万5500株(予定)
公開株式数 公募23万7000株  売出19万3000株
(オーバーアロットメントによる売出6万4500株)
想定公開規模(※1) 7.3億円(OA含む)
※1 有価証券届出書提出時における想定発行価格で計算。

シー・エス・ランバーはプレカット木材加工のJQ案件

「シー・エス・ランバー」の公式サイトより

 プレカット木材の加工販売や戸建住宅建築請負、不動産賃貸などを展開している。売上高の72.0%を占めるプレカット事業では、在来軸組工法における設計(CAD)やツーバイフォー工法における、木材のプレカット加工及び販売を行っている。なお、売上高の10.2%が東栄住宅向けとなっている。

 直近IPO銘柄がセカンダリーで強い動きを見せる場面が目立っているほか、10/31のCasa<7196>上場から半月ほどIPO空白期間となる見込みであることから、投資家による参加意欲は高いとされる。

 公開規模が8億円弱の小型案件であるうえ、ベンチャーキャピタル保有分もないことなどから、良好な需給面が初値を押し上げる要因となるとみられる。

◆「シー・エス・ランバー」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
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シー・エス・ランバーの業績データ

■業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上高
(伸び率)
経常利益
(伸び率)
純利益
(伸び率)
2013/11 9,742
(―)
355
(―)
159
(―)
2014/11 10,818
(11.0%)
405
(14.0%)
95
(-40.0%)
2015/11 9,937
(-8.1%)
350
(-13.5%)
215
(126.1%)
2016/11 10,833
(9.0%)
430
(22.7%)
242
(12.1%)
2017/11予
(―)

(―)

(―)
■連結業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上高
(伸び率)
経常利益
(伸び率)
純利益
(伸び率)
2015/11 12,531
(―)
500
(―)
235
(―)
2016/11 13,635
(8.8%)
537
(7.2%)
316
(34.5%)
2017/11予 14,733
(8.1%)
601
(11.9%)
320
(1.0%)
2017/8 3Q 10,504
(―)
293
(―)
133
(―)
予想EPS(※)
/配当
単独:-円 連結:184.38円/30.00円
予想EPSは「今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数」で計算したもの

シー・エス・ランバーの業績コメント

 2017年11月期の業績は、売上高が前期比8.1%増の147.3億円、経常利益が同11.9%増の6.0億円と増収増益の見通しとなっている。

 足元では、同社グループが属する住宅関連業界においては、低水準の住宅ローン金利や政府による住宅取得支援策、相続税対策に伴う共同貸家住宅の増加などを背景に、新設住宅着工戸数は底堅く推移した。

 このような状況のもと、同社グループは新規取引先開拓の推進や既存先に対する取引満足度の向上、共同貸家住宅、介護施設並びに保育所などの大型木造施設受注の拡大に注力している。また、同社グループの経営効率の向上と歩留まりの改善を最重要課題として取組み、業績の向上に努めている。

 なお、通期計画に対する第3四半期末時点における進捗率は、売上高105.0億円で71.2%、経常利益2.9億円で48.7%となっている。

シー・エス・ランバーの詳細情報

■基本情報
所在地 千葉県千葉市花見川区幕張本郷一丁目16番3号
代表者名(生年月日) 代表取締役社長 中井 千代助(昭和25年12月8日生)
設立 昭和58年4月1日
資本金 3億1000万円(平成29年10月12日現在)
従業員数 新規上場会社250人 連結会社318人(平成29年9月30日現在)
事業内容 プレカット木材の加工販売、戸建住宅建築請負、不動産賃貸
■売上高構成比率(2016/11期 実績)
品目 金額 比率
プレカット事業 9,817 百万円 72.0%
建築請負事業 3,322 百万円 24.4%
不動産賃貸事業 198 百万円 1.5%
その他事業 296 百万円 2.1%
合計 13,635 百万円 100.0%
■大株主上位10位
順位 株主名 保有株数 保有シェア
1 株式会社千代 72万株 48.05%
2 中井 政助 12万株 8.01%
3 シー・エス・ランバー従業員持株会 11万8800株 7.93%
4 中井 礼子 10万9900株 7.33%
5 中井 俊輔 8万3000株 5.54
6 中井 千代助 5万700株 3.38%
7 株式会社日立ライフ 3万6000株 2.40%
7 株式会社東栄住宅 3万6000株 2.40%
7 SMB建材株式会社 3万6000株 2.40%
10 戸田 正 2万7000株 1.80%
合計   133万7400株 89.25 %
■その他情報
手取金の使途 平成30年11月期に、山武工場にかかる設備投資資金及び長期借入金の返済として充当する予定
関係会社 (株)なのはなハウジング (連結子会社) 建築請負事業
(株)CLCコーポレーション (連結子会社) 不動産賃貸事業
(株)シー・エス・物流 (連結子会社) プレカット事業
他、連結子会社2社
VC売却可能分(推定) 株(売出し・保有期間などの制限があるもの以外)
直近有償第三者割当 年月日 -年-月-日
割当先
発行価格
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シー・エス・ランバーの銘柄紹介

 同社グループ(同社及び同社の関係会社)では「木材を通じて顧客に満足戴ける取引に徹する(CustomerSatisfaction through Lumber)」を社是に、以下の三点を経営理念として掲げ、木材に関連した事業を行っている。

 シー・エス・ランバーグループ経営理念
一. 我社は、木造住宅資材の販売流通を通して社会に貢献する。
二. 我社は、顧客満足と会社の繁栄、社員の幸福を一致させる。
三. 我社は、数値に基づく行動と現場主義の徹底を行動原理とする。

① 事業セグメントと各グループ会社の位置付け

 同社グループは、同社及び子会社である株式会社なのはなハウジング、株式会社シー・エス・物流、株式会社シー・エス・ホーム、株式会社CLCコーポレーション及び在外子会社であるCSL CAD VIETNAM COMPANY LIMITEDで構成され、プレカット事業、建築請負事業及び不動産賃貸事業を主な事業としており、その他事業では不動産の販売を行っている。

② プレカット事業

 プレカット事業では、在来軸組工法における設計(CAD:コンピュータ支援設計)、木材のプレカット加工及び販売、ツーバイフォー工法における設計、木材のプレカット加工、パネル(プレカット加工木材を枠組みしてパネルとしたもの)の製造及び販売を行っており、同社が行っている。

 株式会社シー・エス・物流は、プレカット製品の配送を行っている。

 CSL CAD VIETNAM COMPANY LIMITEDは、同社と同様ツーバイフォー工法の設計を行っている。プレカット加工とは、建築現場に搬入する前に、工場で原材料 (材木・合板等)を必要寸法に切断し、材木と材木の接合部分を加工することである。現在の日本の木造建築の主要な工法には、「在来軸組工法」と「ツーバイフォー工法」とがあり、同社はこの2工法におけるプレカット事業を展開している。

③ 建築請負事業

 建築請負事業では、木造戸建住宅及び木造一般建築物の建築(新築・増改築)の請負を行っている。株式会社なのはなハウジングは木造戸建住宅の建築に特化し、同社からプレカット製品を仕入れて建築している。それ以外の木造一般建築物(戸建住宅以外の木造建築物で大型施設など)は株式会社シー・エス・ホームが担い、同社からプレカット製品を仕入れて建築している。

④ 不動産賃貸事業

 不動産賃貸事業では、不動産賃貸及び管理を行っており、株式会社CLCコーポレーションが担当している。賃貸建物が木造一般建築物の場合には、株式会社シー・エス・ホームが建築を手掛けている。

⑤ その他事業

 株式会社シー・エス・ホームが不動産の販売を行っている。土地を仕入れて株式会社なのはなハウジングに建築依頼した戸建住宅を販売している。

シー・エス・ランバーの投資のポイント

 2月にジャスダックへ上場した安江工務店<1439>が+4.0%という初値にとどまったことなどから、住宅関連IPOの不人気イメージが改めて意識されれば初値の重しとなりやすいだろう。しかし、今年のIPO58社の公開価格に対する初値上昇率は平均+109.4%となっており、なかでも公開規模10億円未満の22社は+180.0%と小型案件の好調が続いている。また、足元で日経平均が歴代最長記録である16連騰をみせていることなど、良好な外部環境も同社上場にとって追い風となりそうだ。

 売上高の72.0%を占めるプレカット事業では、在来軸組工法における設計(CAD)、木材のプレカット加工及び販売、ツーバイフォー工法における設計、木材のプレカット加工、パネル(プレカット加工木材を枠組みしてパネルとしたもの)の製造及び販売を行っている。現在の日本の木造建築の主要な工法には、「在来軸組工法」と「ツーバイフォー工法」とがあり、同社はこの2工法におけるプレカット事業を展開している。

 在来軸工法におけるプレカット加工は、木材加工の工程をコンピュータ制御による機械が加工するので、大工職人が1日かかる作業をわずか10分程度で加工することができることから、大幅な工期短縮と人件費等のコストダウンを可能としている。なお、売上高の10.2%が東栄住宅向けとなっている。

 業績面について、2017年11月期の業績は、売上高が前期比8.1%増の147.3億円、経常利益が同11.9%増の6.0億円と増収増益の見通しとなっている。足元で同社グループが属する住宅関連業界においては、低水準の住宅ローン金利や政府による住宅取得支援策、相続税対策に伴う共同貸家住宅の増加などを背景に、新設住宅着工戸数は底堅く推移している。

 なお、通期計画に対する第3四半期末時点における進捗率は、売上高105.0億円で71.2%、経常利益2.9億円で48.7%となっている。想定仮条件水準の今期予想PERは7~8倍程度となっており、類似企業とのバリュエーション面での比較では概ね同水準となっている。

 公開規模が8億円弱の小型案件であるうえ、ベンチャーキャピタル保有分もないことなどから、良好な需給面が初値を押し上げる要因となるとみられる。また、直近IPO銘柄がセカンダリーで強い動きを見せる場面が目立っているほか、10/31のCasa<7196>上場から半月ほどIPO空白期間となる見込みであることからも投資家による参加意欲は高いだろう。

◆「シー・エス・ランバー」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
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