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2018年1月4日 フィスコ

大発会は大幅反発でバブル崩壊後の高値を更新

 大発会の日経平均は大幅反発。741.39円高の23506.33円(出来高概算16億9000万株)で取引を終えた。昨年11月9日ザラバ高値23382.15円を突破し、1992年1月以来の23500円を回復しており、バブル崩壊後の高値を更新した。2日から取引を再開した米国市場では、ハイテク株への物色が強まり、NYダウは2日間で200ドルを超える上昇となっている。この流れを受けたシカゴ日経225先物清算値は、大阪比410円高の23160円と23000円を超えており、これにサヤ寄せする格好から、幅広い銘柄に買いが先行。その後もアジア市場の上昇や円相場がやや円安に振れるなか、じりじりと上げ幅を拡大させている。
 東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1700を超えており、全体の8割を超えている。セクターでは33業種全てが上昇しており、証券が4%を超える上昇となったほか、石油石炭、海運、電気機器、その他製品、鉱業、機械、精密機器、その他金融の上昇率が3%を超えた。指数インパクトの大きい値がさ株が指数を押し上げており、ファナック<%%%6954%%%>、ファーストリテ<%%%9983%%%>、東エレク<%%%8035%%%>、ソフトバンクG<%%%9984%%%>の4銘柄で日経平均を約210円押し上げている。

 日本が休場中の海外市場の上昇や原油高等が刺激材料となり、日経平均は一気にもち合いレンジを上放れている。インデックスに絡んだ商いが中心であるため、今後の米国市場の動向次第では大きく値を消すリスクは警戒されそうだが、良好な需給状況のなかではショートポジションは禁物だろう。また、北朝鮮情勢についても、少なからず平昌五輪が終わるまでは、ミサイル発射といった動きはなさそうであり、リスク選好の地合いが続きそうである。週末には米雇用統計に市場の関心が集まる格好になりそうだが、4日の米国市場では前哨戦となる12月のADP全米雇用報告が予定されている。前月を下回る予想であるが、減少ながらもコンセンサスを上回ってくるようだと、支援材料になりそうである。
(村瀬 智一)