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2012年4月17日 フィスコ

日本株見通し:直近安値水準での推移が続きそう、米インテル決算待ちに

日経平均は直近安値水準での推移が続きそうである。週明けの欧州市場は総じて反発
したが、一方でスペイン国債10年物の利回りは心理的節目の6%に到達するなど欧州
不安は根強い。また、米国ではシティグループの決算が予想を上回ったほか、3月小
売売上高も予想を上回ったが、ハイテク株の弱い値動きによってナスダックは3000pt
を割り込んでしまっている。米金融機関の予想を上回る決算が続いている状況は評価
されるが、今晩のインテルの決算を見極めたいとのムードが強まりそうである。


昨日は金融セクターや自動車、ハイテク関連の下げが目立っていたが、金融株につい
ては今晩のゴールドマン・サックスの決算を控えているものの、リバウンドが期待さ
れよう。しかし、ハイテク株については売り仕掛け的な動きはないにせよ、見送り姿
勢によって薄い指値状況になりやすく、小口の売りでも値を下げやすい。また、イン
テルの決算は取引終了後となるため、日本時間では明日の朝に発表される。決算内容
を材料視した商いについては明日以降との見方にもなりやすい。

そのほか、アップルについては一部アナリストの指摘で「iPad」の需要鈍化との見解
が示され、株価の下げにつながったようである。海外市場の流れにより、ハイテクの
ほかSNS関連なども手掛けづらくなりそうだ。

積極的な売買が手控えられるなかでは、先物主導による仕掛け的な商いには注意した
い。コア銘柄が手控えられるなかでは、やや仕手系色の強い低位材料株や東証2部銘
柄などに短期資金が集中しやすいだろう。

なお、16日のNY市場でダウ平均は71.82ドル高の12921.41、ナスダックは22.93ポイン
ト安の2988.40。シカゴ日経225先物清算値は、大証比変わらずの9470円。ADRの日本
株は三井住友<%%%8316%%%>、三井物<%%%8031%%%>が小じっかりな半面、トヨタ<%%%7203%%%>、キヤノン
<%%%7751%%%>、ソニー<%%%6758%%%>が小安いなど、対東証比較(1ドル80.44円換算)で高安まちま
ちだった。