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2012年4月19日 フィスコ

板硝子や日立製など

<5202>  板硝子  108  -8
出来高伴い急落。前日に外国人社長の退任が発表されている。一昨年の6月に就任し
たばかりであり、短期降板の形となっている。前回の外国人社長も短期間で退任して
おり、トップマネジメント体制に対する不安感、経営のグローバル化が進んでいない
との見方など強まる形にも。また、モルガンでは、無形資産の減損が説明会で示唆さ
れた点はネガティブなサプライズとも指摘。
<5201>  旭硝子  626  0
もみ合い。1-3月期営業利益が前年同期比5割減の250億円程度になったもようとの観
測報道が伝わっている。ガラス基板の大幅な価格下落が業績不振の主因と。ただ、事
業環境の悪化傾向は織り込み済みであり、市場コンセンサスもほぼ同水準となっては
いる。また、4-6月期には減益率が縮小、上半期予想は据え置く公算ともされてお
り、アク抜け感など強まる状況か、失望感が強まる状況には至っていない。

<7972>  イトーキ  448  +59
急伸で上昇率2位。信用倍率0.7倍台など取組妙味が強い状況下、3月13日の高値水準
を突破したことで、踏み上げ狙いの動きが活発化する展開にも。また、真偽のほどは
定かでないものの、一部では特定資金の介入観測をはやす声もあるようだ。明和産業
が3日連続でのストップ高となるなか、こうした思惑はいつも以上に強まりやすくも
なっている。

<6501>  日立製  528  +13
買い先行。三菱UFJでは目標株価を555円から745円に、JPモルガンでは590円か
ら740円にそれぞれ引き上げている。ともに業績予想を上方修正しており、今期営業
利益は、三菱UFJが5050億円、JPモルガンが5208億円を予想。現在の市場コンセ
ンサス4800億円強が切り上がっていく状況に。決算発表の本格化を控えて、ファンダ
メンタルズによる選別物色の動きが今後強まっていくとの見方なども強まる格好へ。

<6762>  TDK  4260  -45
小幅反落。今期営業利益が前期推定比5倍強の550億円程度になる見通しと報じられて
いる。主力のHDD用磁気ヘッドの販売拡大などが業績回復の背景と。ただ、アナリ
ストコンセンサスは640億円強の水準となっており、タイの洪水被害一巡などによる
今期の大幅増益は想定線との見方、特に目立った反応はみられていない。

<6976>  太陽誘電  859  +29
しっかり。シティでは電子部品業界のレポートをリリース、そのなかで、同社の投資
判断を「2」から「1」に格上げで、TDKとともにトップピックと位置づけている
ことから、評価が高まる展開になっているもようだ。なお、同社のほかにもニチコン
や日東電工など電子部品の一角で強い動きが目立っており、本日の投信設定が需給面
での下支えになっているとの見方も。

<5726>  大阪チタ  2589  -148
売り優勢。CSでは同社と東邦チタの投資判断を新規に「アンダーパフォーム」とし
ており、売り材料視される展開になっている。利益成長は今年度も市場の期待値を下
回るとみているが、依然としてバリュエーションには大幅なプレミアムが付与されて
いるとの判断。同社の目標株価は2300円としている。

<4208>  宇部興産  217  -8
下げ目立つ。大和が投資判断を「2」から「3」に格下げしており、弱材料視される
展開に。大和では、今期営業利益は前期比2%増の460億円と予想、業績の伸び悩みが
続くと見ている。加えて、CPLの需給悪化懸念が当面払拭しづらいことからも、短
期的な株価上昇要因に欠けると判断している。

<8056>  日本ユニシス  600  +22
買い先行。ドイツ証券が投資判断を「ホールド」から「バイ」に格上げ、目標株価も
500円から800円に引き上げている。受注動向や不採算案件の対応、コスト削減の進捗
など、足元で不安定感が薄らいできており、今期からの業績改善期待が高められると
指摘している。前日にはモルガンが投資判断を格上げするなど、ここにきてアナリス
トの評価が高まる状況に。

<6988>  日東電工  3460  +25
伸び悩むものの逆行高の展開。前日に発表したトルコのBENT買収を評価する動き
が引き続き優勢に。主力事業の強化策と捉えられ、先の半導体封止材事業売却と併せ
て、事業の選択と集中が進んでいるとの見方に。販売地域の拡充や中普及帯の取り込
みによる品揃え拡充に期待は高まる格好へ。なお、買収金額は手元資金で十分対応可
能と捉えられているようだ。