最新株式ニュース
2012年4月23日 フィスコ

売買代金は連日で1兆円下回る、金融政策など好材料待ち

 日経平均は小幅に続落。19.19円安の9542.17円(出来高概算15億3000万株)で取引
を終えた。先週末のNYダウの上昇を受けて、景気敏感セクターの主力銘柄を中心に買
いが先行し、日経平均は寄り付き直後に9600円を回復す局面をみせた。しかし、円高
が重荷となり、その後は先物主導で下げに転じてしまい、先週末の終値水準でのこう
着が続いた。
 とはいえ、東証1部の騰落銘柄は値下がりが全体の6割近くを占めていたほか、指数
インパクトの大きいFリテイ<%%%9983%%%>、ファナック<%%%6954%%%>が弱い動きをみせているなか
では、底堅さが意識された格好であろう。日米の金融政策に関心が向かうなか、積極
的な売買は手控えられているようだ。売買代金は1兆円を下回っており、好材料待ち
といったところであろう。
 24-25日の米連邦公開市場委員会(FOMC)、24日の米アップル決算が、海外マネー
流入のきっかけとなるかが注目される。そのため、今晩の米国ではテキサス・インス
ツルメンツの決算なども予定されているが、方向感は掴みづらい状況が続きそうであ
る。また、Fリテイやファナックのほか、自動車、ハイテク株の弱い値動きが続くな
かでは、日経平均の反転は期待しづらく、短期資金は仕手系色の強い材料株やテーマ
銘柄へ。
(村瀬智一)