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2012年4月24日 フィスコ

前場に注目すべき3つのポイント~欧州政局不安で内需系に資金シフトの可能性

24日の前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

■株式見通し:材料株のほか、SNS、省エネ関連などテーマ銘柄に
■外資系証券9社の注文動向:差し引き390万株の買い越し
■前場の注目材料:内需系に資金シフトの可能性、昨日強かったグリー<3632>や
DeNA<2432>に注目

■材料株のほか、SNS、省エネ関連などテーマ銘柄に

☆日経225想定レンジ:上限9550円-下限9400円

欧州の景気や政局の不透明感が嫌気された欧米市場の下げの影響を受けて、日本株市
場も売り優勢の相場展開となろう。4月のユーロ圏の購買担当者景気指数(PMI)が5
ヶ月ぶり低水準となったほか、フランス大統領選の動向、オランダでは内閣総辞職の
可能性といった政局不安が高まった。シカゴ日経225先物清算値は大証比100円安の
9450円となり、日経平均はオープニング・ギャップからのスタートに。

ただし、昨夕の日経225先物のナイトセッションの段階で、欧州の下落局面は織り込
まれており、売り一巡後は膠着感の強い相場展開が予想される。その後は日経平均、
TOPIXともに1.0%を超える下げになるようだと、日銀のETF買入れへの思惑から下げ
渋りをみせてきそうだ。さらに、米国では連邦公開市場委員会(FOMC)、アップル決
算を控えて様子見ムードが強まった。日本についても週末に日銀の金融政策決定会合
を控えているため、日米の金融政策への期待が下値の堅さにつながる可能性がある。


日経平均はシカゴ先物にサヤ寄せしたとしても、直近の保ち合いレンジではある。た
だし、前日にはテクニカルでパラボリックが陽転している。9390円辺りをつけてくる
と、陽転シグナルがダマシになるため、9400円辺りでの底堅さをみせたいところ。物
色については景気敏感セクターへは売りが先行しやすく、内需系のセクターにシフト
しやすい。仕手系色の強い材料株の一角や、DeNA<2432>などのSNS関連のほか、省エ
ネ関連などテーマ銘柄に短期資金が向かいやすいだろう。

■外資系証券9社の注文動向:差し引き390万株の買い越し

朝の外資系証券9社経由の注文状況は、売り1300万株、買い1690万株、差し引き390万
株の買い越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。

4月17日(火): 60万株の売り越し
4月18日(水):310万株の買い越し
4月19日(木):580万株の買い越し
4月20日(金):370万株の買い越し
4月23日(月):340万株の買い越し

■前場の注目材料

・オランダやフランスの政局不安などで欧米株式市場が大幅下落
・内需系に資金シフトの可能性、昨日強かったグリー<3632>やDeNA<2432>に注目

・決算発表を受けて米TIが時間外で上昇、売り一巡後の半導体関連の動向にも注目へ


☆前場のイベントスケジュール

<国内>

08:30 閣議後、閣僚会見予定
11:00 藤村官房長官、定例記者会見

<海外>

10:30 豪・1-3月期消費者物価指数(前年比予想+2.2%、10-12月期+3.1%)