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2012年4月25日 フィスコ

後場に注目すべき3つのポイント~後場も業績手掛かりや材料株物色が中心に

25日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

・底堅い展開は続くが手控え要因も
・ドル・円は81円51銭付近、日銀の追加緩和観測やアジア株高で強含み
・後場も業績手掛かりや材料株物色が中心に

■底堅い展開は続くが手控え要因も

日経平均は反発。78.65円高の9546.69円(出来高概算6億7000万株)で前場の取引を
終えている。欧米市場の上昇や、米アップルが取引終了後に発表した決算を評価した
流れから日経平均は反発して始まった。しかし、上値追いは限られ、日経平均は寄り
付き直後に付けた9582.73円を高値に上げ幅を縮めている。

セクターでは証券、保険、不動産、金属製品、その他金融、ゴム製品、繊維、銀行、
医薬品などがしっかり。米アップルの決算を受けて、イビデン<%%%4062%%%>など関連銘柄の
一角が堅調。ただし、DENA<%%%2432%%%>などSNS関連の一角には朝高後は下げに転じたほ
か、主力銘柄にも下げに転じる銘柄が目立つ。短期資金は酒井重<%%%6358%%%>など材料系の
銘柄にシフト。

東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1100を超え、全体の6割超を占めている。規模別指
数も大型、中型、小型株指数ともに上昇。しかし、寄り付きが高値水準となっている
ため、手掛けづらさがうかがえる。また、ファナック<%%%6954%%%>、Fリテイ<%%%9983%%%>のイン
パクトも大きく、この2社がダレてくると日経平均はさらに上げ幅を縮める格好に。


日経平均は想定されていたとはいえ、オープニング・ギャップ後は膠着感の強い相場
展開である。ただし、グローベックスで米株先物は強含みで推移しているほか、為替
市場では対ドル、対ユーロともに円安で推移しており、底堅い展開は続きそうだ。


とはいえ、積極的なトレードは限られるため、物色は一部の材料株などに向かいやす
いだろう。米アップルの決算を評価した今晩の米ハイテク株高が期待されるものの、
米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果とバーナンキFRB議長の会見を控え、上値追い
は慎重になりやすい。また、北朝鮮が早ければ同日夜、遅くとも2週間以内に地下核
実験を実施する可能性があるとの報道も売買を手控えさせる要因に。

そのほか、ファナック<%%%6954%%%>、Fリテイ<%%%9983%%%>の上昇が日経平均をけん引している面
もあり、この2社の動向を横目で睨みながらの展開に。ファナックは決算発表を控え
ているため、ポジション調整によって振れやすいとみられる。

■ドル・円は81円51銭付近、日銀の追加緩和観測やアジア株高で強含み

ドル・円は81円51銭付近。ここまでのドル・円は、81円32銭から81円56銭まで上昇。
27日に開かれる日銀の金融政策決定会合での追加金融緩和観測に加え、米アップルの
好決算を好感したアジア株式市場の上昇を受けて、強含みに推移している。


ユーロ・ドルは、1.3193ドルから1.3205ドルで推移。ユーロ圏の政治リスク、米連邦
公開市場委員会(FOMC)を警戒して、動意に乏しい展開となっている。ユーロ・円
は、107円35銭から107円65銭まで堅調に推移。

12時21分現在のドル・円は81円51銭、ユーロ・円は107円60銭、ポンド・円は131円60
銭、豪ドル・円は84円09銭付近で推移。上海総合指数は、2399.78(前日比+0.46%)
で推移している。

■後場のチェック銘柄

・日経平均は米アップルの時間外上昇を材料視も米FOMCを控え盛り上がりに欠ける

・アップル関連や輸出関連の一角の上げ幅縮小が重し、北朝鮮懸念も見送り要因に

・後場も業績手掛かりや材料株物色が中心に

☆後場の注目スケジュール☆

<国内>

16:00 藤村官房長官、定例記者会見

<海外>

16:00 ドラギECB総裁が欧州議会で証言(経済・金融政策)