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2012年5月16日 フィスコ

メガバンクやネクソンなど

メガバンク
もみ合い。前日には揃って決算を発表、相対的にみずほFG<8411>の内容がポジティ
ブと捉えられるが、各社ともにほぼ想定通りの好決算となっている。ただ、欧州債務
問題への懸念が拭えないなか、世界的な規制強化への警戒感、さらに欧米各行の格下
げリスクなどが高まってもおり、積極的な上値追いの動きにはつながりにくい状況で
あるようだ。
<3659>  ネクソン  1406  -21
売り先行。本日の早朝にMSCIの定期銘柄入れ替えが発表され、同社を含む3銘柄
が新規採用となった。ただ、阪急阪神<9042>や太平洋セメント<5233>とは違い、同社
は売り優勢の展開になっている。新規採用の可能性は高いと見られていたため、期待
感は十分に株価に反映される格好となっていたようだ。ちなみに、大和の試算では、
580万株程度の買い需要が発生とみられている。なお、除外となった広島銀<8379>や
ほくほくFG<8377>は売りが先行の一方、FIF引き上げの大塚HD<4578>などは高
い。

<5726>  大阪チタニウムテクノロジーズ  2518  +144
大幅続伸。チタンの国内価格交渉が2年連続値上がりで決着、スポンジチタンの今年
度大口需要家向け価格は前年度比で約2割上がったと伝わっている。原料となるチタ
ン鉱石の値上がり、航空機向け需要の堅調などが値上がりの背景に。生産能力の引き
上げ効果などと相俟って、業績上振れへの期待感などにつながる格好へ。東邦チタニ
ウム<5727>も買い優勢の展開となっている。

<6741>  日本信号  527  +46
急伸。前日に決算を発表、前期営業利益は従来計画を下振れる着地となったが、今期
は前期比67%増益の55億円を予想。四季報予想の45億円などを上回る水準で、ポジテ
ィブなインパクトが先行している。野村では投資判断「バイ」継続で、目標株価を
610円から660円にまで引き上げている。ERP関連の追加処理の懸念が払拭されたこ
と、交通系ICカード新サービス導入に伴う自動改札機の更新需要拡大の可能性など
を評価しているようだ。

<6463>  TPR  1374  +195
上昇率トップ。前日に発表した決算内容が評価材料となっている。前期営業利益実績
は79.1億円で前期比13%増益、従来計画の69億円を上回った。今期は119億円で同
50%増益の見通し、四季報予想88億円などとの比較では大幅な上振れとなる格好に。
今期年間配当金も前期比2円増配の計画としており、業績への自信の表れと捉えられ
る。日本ピストンリング<6461>やリケン<6462>などとの比較でもインパクトは強まる
形。

<6273>  SMC  13660  +470
大幅高。前日に決算を発表、営業利益は881億円で前期比7%増益、850億円の従来計
画を上振れた。一方、今期は910億円で同3%増益見通し、市場コンセンサスはやや下
回る水準と見られるが、保守的な傾向が強く、期初は減益予想が示されるとの見方が
多かったため、増益ガイダンスをポジティブに捉える動きが先行。また、前期末の配
当金を従来予想比で引き上げているほか、今期の年間配当金も前期の130円から140円
に引き上げている。

<9792>  ニチイ学館  883  -119
大幅安。昨日発表した決算がネガティブサプライズにつながる。前期営業利益は48%
増益の117億円、従来計画線上での着地となった。一方、今期は114億円で前期比2%
の減益見通し。130億円程度の市場コンセンサスを下回る減益予想に、失望感が先行
する流れとなっている。英会話事業における先行投資負担などが響くもよう。大和で
は、「強気」としている投資判断は見直しを含めて検討としている。

<4047>  関東電化  240  +19
急伸。前日に決算を発表したが、今期の大幅黒字転換見通しが好感される。前期営業
損益は1億円の黒字予想に対して1億円の赤字となったが、今期は19億円の黒字見通し
に。四季報予想の5億円などを大幅に上回る水準となっている。半導体・液晶向けや
電池材料の需要は下期から回復に向かうと見ているようだ。

<4578>  大塚HD  2500  +136
買い優勢。MSCIの定期リバランス発表において、FIFが従来の0.45から0.65に
引き上げられている。大和の試算では、593万株の買い需要が発生、売買インパクト
は阪急阪神<9042>に次ぐ水準となっており、需給改善期待が先行する展開になってい
る。なお、特殊陶<5334>などもFIFの上昇を手掛かりに買われている。

<9989>  サンドラッグ  2580  +133
しっかり。前日に発表した好決算を評価する動きに。前期営業利益は16%増益の223
億円となり、従来予想の212億円を上回った。今期は8%増益の239億円を予想、ほぼ
市場予想通りの好決算となっている。SMBC日興では目標株価を3000円から3100円
に、メリルリンチ(ML)では2800円から3200円に引き上げ。ディフェンシブ性の高さ
も物色を向かいやすくさせている。

<%%%7541%%%>  メガネトップ  781  -81
大幅反落、1月20日以来の年初来安値を更新している。昨日の前引け後に決算を発
表、実績営業利益は前期比64%増益の88.3億円ながら従来予想の92.3億円を下振れ、
今期は96.8億円で同10%増益の見通し、四季報予想と同水準になっている。4月の月
次売上伸び悩みなどから株価は調整色を強めているが、見直しの動きにはつながら
ず。