投資信託おすすめ比較[2019]
2018年12月7日 ザイ・オンライン編集部

「純資産額の大きい投資信託を買うべき」は間違い!?
"投資信託"の買い方や選び方に関する、投資初心者が
陥りがちな「投資信託の間違った常識」を一刀両断!

あなたの投資信託の選び方は間違ってないか? 正しい買い方はできているか? 自信がない人は必読!

発売中のダイヤモンド・ザイには、特集「いまさら聞けない 間違いだらけの投信の常識15」を掲載! 投資信託というと、比較的初心者にも始めやすいイメージかもしれないが、実は基本的なポイントがわかっていない人も。そこで、この特集では投資信託の売買をする上で陥りがちな間違いや、正しい対処法を15例挙げている。

今回は、その中から「投資信託の間違った常識」を2例抜粋! 投資信託の初心者はもちろん、経験者も復習の意味を込めてチェックしてみてほしい。

【投資信託の間違った常識(1)】
「株と同じように、投資信託も口数単位でしか買えない」

 投資信託の取引単位は「口数(くちすう)」。投資信託の価格を「基準価額」といい、ネットや新聞では1万口当たりの基準価額が提示されている。これを見て、投資信託は口数単位で、しかも1万口ごとでしか買えないと思っている人は少なくない。

投資信託は口数単位でも価格を指定する形でも買える

 しかし、投資信託の買い方はもっと自由だ。口数で買う場合は、1万口単位ではなく、1口ごととか10口ごとという具合に、細かく買うこともできる。申し込める最小の口数は投資信託の種類や取引会社によって異なるので、事前によく確認しておこう。

 金額を指定した買い方もできる。その時々の基準価額の水準を気にせず、自分の予算に合わせて少額からでも購入できるので、初心者にはうれしい。

 ネット証券など一部の販売会社では、100円以上1円単位の金額を指定して購入することができるので、初心者のお試し買いにもピッタリだ。

【投資信託の間違った常識(2)】
「純資産額が大きい投資信託を買うべきだ」

 純資産額が大きい投資信託は投資家から資金が集まっており、人気が高いといえる。ただ、人気と成績に関係性はない。

 下図は、日本株全般に投資する投資信託で、純資産額が大きい10本の5年間の成績を示したものだ。

 ■純資産額が大きい「日本株全般型」の投資信託10本
順位 純資産額 5年間の成績 最新の
基準価額
1位 ◆フィデリティ・日本成長株・ファンド(フィデリティ)
3612億円 45%
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2位 ◆厳選投資〔スパークス・新・国際優良日本株ファンド〕(スパークス)
1113億円 120%
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3位 ◆三井住友・げんきシニアライフ・オープン(三井住友アセット)
1016億円 145%
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4位 ◆JPMザ・ジャパン(JPモルガン)
884億円 22%
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5位 ◆ニッセイ日本株ファンド(ニッセイ)
811億円 45%
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順位 純資産額 5年間の成績 最新の
基準価額
6位 ◆トヨタグループ株式ファンド(三井アセット)
784億円 21%
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7位 ◆Big Project-N〔ノムラ日本株戦略ファンド〕(野村)
657億円 45%
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8位 ◆フィデリティ・ジャパン・オープン(フィデリティ)
560億円 49%
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9位 ◆ちから株〔優良日本株ファンド〕(三菱UFJ国際)
416億円 52%
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10位 ◆ジパング〔日興ジャパンオープン〕(日興)
380億円 61%
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※純資産額は2018/11/2時点。

 純資産額が最も大きい「フィデリティ・日本成長株・ファンド」の5年間の上昇率は45%にとどまった。一方、「三井住友・げんきシニアライフ・オープン」や「厳選投資」は、純資産額が「フィデリティ・日本成長株・ファンド」の3分の1しかないが、上昇率は100%を超えている。

 他の投資信託を見ても、純資産額と成績の関係性は見られない。つまり、人気が高いからといって実力も高いとは限らないということだ。選ぶときは、必ず成績を確認するようにしよう。