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2018年12月17日 フィスコ

注目銘柄ダイジェスト(前場):日本CMK、ホシザキ、クミアイ化など

西松屋チェ<7545>:885円(-80円)
急落。先週末に第3四半期決算を発表、累計営業利益は47.1億円で前年同期比29.6%減益、8-10月期は同51.5%減と減益幅が拡大している。また、通期予想は82.8億円から50.0億円、前期比27.1%減益の水準に下方修正している。2割の増益予想から一転、2割の減益予想となる。天候要因のほか、競合企業増加による値下げ圧力の高まりなどが業績下振れの背景に。

日ハム<2282>:4350円(+200円)
大幅反発。発行済み株式数の4.65%に当たる500万株、200億円を上限とする自己株式の取得を発表している。取得期間は本日から19年3月31日まで。取得した自社株の大部分は消却するとしている。今後も大型投資を控えるなどキャッシュフローは潤沢でないものの、株価の低迷を会社側が強く意識しているものとして、目先の需給期待とともに好感する動きが先行している。


鎌倉新書<6184>:1453円(+126円)
急伸。引き続き、13日に発表した想定以上の好決算が買い材料視されている。岩井コスモ証券では、投資判断「A」を継続で、目標株価を1650円から1750円に引き上げている。ライフエンディングに対する関心が高まり、関連事業を手掛ける同社の業績拡大は加速化し始めており、高齢化社会の進展やネット利用者の増加を追い風に中期的な成長が期待できる企業として注目のようだ。今期営業利益予想7.4億円に対して来期は12億円を予想。


クミアイ化<4996>:762円(+96円)
ストップ高。先週末に前10月期の決算を発表、営業利益は55.8億円で前期比48.3%増の大幅増益となった。従来計画の46億円を大幅に上回る着地となっている。経営統合効果などが想定以上に顕在化したもよう。前期末配当金も従来計画の5円から7円に引き上げている。また、今10月期も61億円で同9.3%増と連続増益の見通し。前期実績が上振れた分、今期見通しもコンセンサスを上回っているとみられる。


日本CMK<6958>:701円(-150円)
ストップ安。先週末に、製造工程に関する未承認変更が判明したと発表している。製品の製造工程を変更する場合、納入先に対して事前に、その変更にかかる承認申請を行うことが取り決められていたが、一部顧客について申請を行わずに変更を行っていたもようだ。会社側では、製品の品質に疑いを生じさせる具体的問題は確認されていないとしているが、信用力の低下による影響などを懸念する動きが先行へ。


ホシザキ<6465>:6120円(-1280円)
前週末のストップ安に続いて急落。前週末の取引時間中に、第3四半期報告書を期限の14日までに提出できない見込みと発表、これに伴い、東証では同社株を監理銘柄(確認中)に指定している。12月27日までに提出しなかった場合、上場廃止を決定するもようだ。ジェフリーズ証券では投資判断を「バイ」から「アンダーパフォーム」に格下げ、現在の状況は、同社の内部管理およびガバナンスなどにおける問題の重大さを示唆としている。


MSOL<7033>:4070円(+315円)
大幅に反発。19年10月期の営業利益予想を前期比30.4%増の4.23億円と発表している。全社的なプロジェクトマネジメントの導入及び検討が堅調に推移すると見込む。また、事業領域の拡大を行い、新規顧客開拓を進める。同時に発表した18年10月期の営業利益は65.4%増の3.24億円で着地した。顧客からの案件要請にスピーディーに対応できる体制を構築したことが奏功した。


イーソル<4420>:5460円(+410円)
大幅高。18年12月期の営業利益を従来予想の4.95億円から6.37億円(前期実績4.32億円)に上方修正している。自動車関連が伸長していることに加え、計画していたM&Aや投資案件、基幹システムの導入等の戦略費用が来期以降にずれ込むため。また、持分法適用関連会社との取引に係る未実現利益の調整額が販売進捗を受けてマイナスからプラスになる見込み。


アイリック<7325>:1900円(+66円)
大幅に反発。19年6月期第2四半期累計(18年7-12月)の営業利益を従来予想の0.79億円から1.75億円(前年同期実績は非開示)に上方修正している。保険販売事業の業績が予想より好調に推移しているため。通期業績予想(前期比66.6%増の4.44億円)は据え置いた。進捗率は39.4%。同社株は9月25日上場した際の初値(2226円)を下回る水準で推移しており、値頃感も買いやすさにつながっているようだ。