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2012年5月29日 フィスコ

値ごろ感からの材料株物色に

 本日も膠着感の強い相場展開になりそうだ。週明け28日の米国市場は、メモリアル
デーの祝日のため休場であり、昨日同様、海外勢による売買は限られるとみられ、相
場全体の商いは膨らみそうにない。また、昨日はギリシャ世論調査で、支援支持派が
優位との報道を受けたユーロの落ち着きなどが材料視された。週明けの欧州市場もこ
れを好感した局面もみられたが、スペインの銀行株への売りが続き、相場の重しとな
っている。
 そのほか、英銀行大手スタンダード・チャータードは、ギリシャのユーロ圏離脱の
可能性が高いとの見解を示したと米紙が報じている。欧州不安が上値を抑える流れは
変わらないだろう。ただし、昨日は中国が景気対策への期待から堅調な展開だった。
中国のリバウンドが続くようならば、中国関連としてファナック<6954>、コマツ
<6301>や商社株などへの物色が期待される。

 商いは膨らみそうもなく、戻り待ちの売り圧力も警戒される。一方、値ごろ感から
の物色も目立ち始めてきている。海外勢のフローが限られるため主力銘柄への物色は
期待しづらいが、省エネ・次世代エネ関連などで調整が続いていた材料系には、リバ
ウンドを狙った個人中心の物色がみられよう。

 そのほか、昨日はファーストリテイリング<9983>など、指数インパクトの大きい値
がさ株の一角が日経平均を下支えしていた。本日も指数インパクトの大きい銘柄の一
角に資金が集中しやすく、先物市場での仕掛け的な商いには注意したいところ。