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2019年1月31日 フィスコ

日米ハイテク決算が相場を押し上げ

 31日の日経平均は日米決算を手掛かりとした反発が見込まれる。30日の米国市場ではNYダウが430ドルを超える上昇となった。注目の連邦公開市場委員会(FOMC)では、大方の予想通り政策金利は据え置かれた。これまで年内2回を想定していた追加利上げ見通しを、「様子見する」と実質的に一時停止する方針へと転換したことが好感された。シカゴ日経225先物清算値は大阪比180円高の20790円。円相場は1ドル109円00銭台での推移をみせている。
 米国の利上げ一時停止の方針により円相場は円高に振れて推移しており、買い一巡後は重石になりそうである。また、米中貿易協議の行方を見極めたいとする模様眺めムードも強まりやすく、上値追いは慎重になりやすいだろう。一方で本格化する日米決算では半導体のAMDは決算評価から19%を超える上昇となったほか、国内ではアドバンテスト<6857>の上方修正が好材料視されると考えられ、ハイテク株が指数を押し上げる相場展開が意識されそうである。

 もっとも、昨日はサンバイオ・ショックといった流れとなり、中小型株全体に売りが波及する格好となった。年初からの上昇部分を一気に帳消しにしている銘柄も目立っており、引き続きセンチメントの悪化が警戒されるところであろう。積極的な資金流入は期待しづらいものの、決算など材料のある銘柄などへは、日替わり的に資金が向かいやすいと考えられる。ただし、流れとしては中小型株からやや主力大型株へのシフトも意識されるところであろう。