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2019年2月6日 フィスコ

明日はソフトバンクGのけん引で日経平均は21000円乗せ試す

 日経平均は小幅に反発。29.61円高の20874.06円(出来高概算12億5000万株)で取引を終えた。米株高の流れを受けて20900円を回復して始まると、前引け間際には一時20971.66円と節目の21000円に接近する局面もみられた。しかし、為替市場での円安が一服となったほか、注目されたトヨタ<7203>がややネガティブ視されたこともあり、大引けにかけてはじりじりと上げ幅を縮める展開だった。
 東証1部の騰落銘柄は値下がり数が1100を超えており、全体の過半数を占めている。セクターでは、海運、精密機器、不動産、鉄鋼が堅調。半面、その他製品、輸送用機器、ゴム製品、情報通信が冴えない。指数インパクトの大きいところでは、ヤマハ<7951>、資生堂<4911>、ファーストリテ<9983>、花王<4452>がけん引。一方で、NTTデータ<9613>、ユニファミマ<8028>、スズキ<7269>が重石となっている。

 日経平均は21000円にあと一歩届かず、上値の重さが意識されやすいところであろう。ただし、トランプ大統領による一般教書演説の内容を見極めたいとの思惑があったほか、トヨタの決算内容がややネガティブと捉えられたこともあり、後場は様子見姿勢の流れとなっている。ソニー<6758>の大幅な下げも神経質にさせていたとみられる。また、決算を受けての日替わり物色が中心であり、決算を受けて強い値動きをみせたとしても翌日には売りに押される銘柄や、反対に決算で売られたとしても翌日には買い戻されるといった連続性のない売買が続いていることも手掛けづらくさせている。

 なお、ソフトバンクG<9984>は取引終了後に第3四半期決算と合わせて、1億1200万株、6000億円を上限に自社株買いを発表。発行済み株式数の10.3%に上る自社株取得を評価してくると考えられ、指数インパクトの大きいソフトバンクGがけん引する格好から、日経平均は21000円乗せが試されよう。