IPO株の銘柄分析&予想
2019年2月12日 ザイ・オンライン編集部

「共栄セキュリティーサービス」のIPOの情報の総まとめ!
スケジュールから幹事証券、注目度、銘柄分析、
他の警備企業との比較や予想まで解説!

[2019年3月22日 情報更新]

会社名 共栄セキュリティーサービス
市場・コード/業種 JASDAQスタンダード・7058/サービス業
上場日 3月18日
申込期間(BB期間) 2月28日~3月6日
おすすめ証券会社 SBI証券岩井コスモ証券岡三オンライン証券マネックス証券DMM.com証券
フィスコ分析による
市場の注目度
★★★最高★5つ
初値(初値騰落率) 2866円(+36.48%)
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共栄セキュリティーサービスが3月18日にIPO(新規上場)!

「共栄セキュリティーサービス」の公式サイトより

 共栄セキュリティーサービスは、2019年2月12日、東京証券取引所に上場承認され、同年3月18日にIPO(新規上場)することが決定した。

 共栄セキュリティーサービスは1985年5月15日に設立された。警備事業を中心として、施設・巡回警備分野、雑踏・交通誘導警備分野、その他の活動を展開している。

【目次】(クリックで該当する情報へ移動します)
▼いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)
▼どこの証券会社で申し込める?(幹事証券会社)
▼いくらで買える?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
▼発行株数・単元数・公開規模は?

▼どんな会社?
▼業績データ/業績コメント
▼企業の詳細情報/銘柄紹介
▼投資のポイント

 

共栄セキュリティーサービスのIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する?
(ブックビルディング期間、上場日など)

■スケジュール
仮条件提示 2月26日
ブックビルディング(抽選申込)期間 2月28日~3月6日
公開価格決定 3月7日
購入申込期間 3月8日~3月13日
払込日 3月15日
上場日 3月18日

共栄セキュリティーサービスのIPOは、どこの証券会社で申し込める?
(主幹事証券会社・幹事証券会社・委託販売証券会社など)

■取り扱い証券会社(2019年2月27日時点。割当は変更になる場合があります)
証券会社名
(※青文字はクリックで詳細ページへ)
引受シェア 口座開設
SBI証券
[最短翌日に取引可能]
2.6
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岩井コスモ証券
[最短3日で取引可能]
0.9
公式サイトはこちら!
岡三オンライン証券
[最短2日後に取引可能]
公式サイトはこちら!
マネックス証券
[最短2日後に取引可能]
公式サイトはこちら!
DMM.com証券
※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
みずほ証券(主幹事証券) 91.3  
岡三証券 1.7  
いちよし証券 1.7%  
あかつき証券 1.7%  

共栄セキュリティーサービスのIPOは、いくらで買える? 割安/割高?
(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)

■価格情報
想定発行価格(※1) 2070
仮条件
[予想PER(※2)
2040~2100円
10.6倍~10.9倍]
公募価格 2100円
初値 2866円
初値騰落率 +36.48%
予想トレーディングレンジ(※3) 2000円~4000円
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】
※1 有価証券届出書提出時。※2 予想EPS=今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数、から計算したもの。※3 期間は上場後1年を想定。
■類似会社3社の予想PER(2019年2月25日ザラバの株価と会社側予想から計算)
会社名 ※クリックで最新チャートへ 予想PER
【3社平均】 19.2倍
セコム上信<4342> 13.8倍(連)
RSC<4664> 32.9倍(連)
トスネット<4754> 10.9倍(連)

 予想EPSから割り出した仮条件の予想PERと、類似会社3社の平均PERと比較すると、本銘柄の公開価格は類似会社より割安と判断できる。

共栄セキュリティーサービスの発行株数・単元数・公開規模は?

■株数などに関する情報
発行済株式数(上場時) 144万2000株(予定)
公開株式数 公募40万株  売出3万株
(オーバーアロットメントによる売出6万4500株)
想定公開規模(※1) 10.2億円(OA含む)
※1 有価証券届出書提出時における想定発行価格で計算。

共栄セキュリティーサービスはJQ上場、警備業を展開

 施設警備、雑踏・交通誘導警備を中心とした警備業を展開する。前期実績で売上高の67.0%を施設・巡回警備分野、同29.2%を雑踏・交通誘導警備分野、3.8%をその他が占める。出入管理・巡回・緊急対処等を行う「施設警備」は主力業務。「イベント警備」ではラグビーW杯や東京五輪に向けて実績を積み上げている。

 事業内容に目新しさはなく、地味な印象との見方が先行するだろう。しかし、東京五輪等に向けて株式市場では警備関連銘柄への関心が高まっている。同社はスポーツ大会での警備実績が多数あり、期待が高まる可能性がある。今後の人気度変化を見極めたい。

 公開規模については10億円程度となる見込み。ベンチャーキャピタル保有株もないため、需給面は比較的良好だろう。また3/18に同時上場する企業もない。

◆「共栄セキュリティーサービス」
 IPOに申し込めるおすすめ証券会社
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共栄セキュリティーサービスの業績データ

■業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上高
(伸び率)
経常利益
(伸び率)
純利益
(伸び率)
2015/3 4,160
(―)
198
(―)
90
(―)
2016/3 4,416
(6.1%)
165
(-16.5%)
104
(15.2%)
2017/3 4,895
(10.9%)
395
(138.6%)
233
(123.8%)
2018/3 4,973
(1.6%)
376
(-5.0%)
243
(4.2%)
2019/3予
(―)

(―)

(―)
■連結業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上高
(伸び率)
経常利益
(伸び率)
純利益
(伸び率)
2017/3 5,287
(―)
386
(―)
240
(―)
2018/3 5,347
(1.1%)
388
(0.5%)
260
(8.2%)
2019/3予 5,677
(6.2%)
416
(6.9%)
277
(6.5%)
2018/12 3Q 4,241
(―)
367
(―)
239
(―)
予想EPS(※)
/配当
単独:-円 連結:192.09円/75.00円
予想EPSは「今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数」で計算したもの

共栄セキュリティーサービスの業績コメント

 2019年3月期の業績は、売上高が前期比6.2%増の56.7億円、経常利益が同6.9%増の4.1億円と増収増益の見通しとなっている。

 同社グループが属する警備業界においては、凶悪犯罪や相次いでいる自然災害の影響を背景に、東京オリンピック・パラリンピック競技大会の警備においても大きな期待が寄せられるなど、警備業に対する社会的な需要はますます増大している。

 その一方で、警備業における人手不足は深刻であり、2018年11月の警備員を含む保安の職業の有効求人倍率は8.52倍(「職業安定業務統計」厚生労働省)と高く推移しており、雇用環境改善による採用難及び雇用維持に伴う労務コストの上昇等、依然として厳しい経営環境下に置かれている。

 このような経営環境のなか、同社グループは新幹線列車内を警戒する警乗警備や、駅ホーム等の警戒を行う鉄道警備隊の展開に取り組んだ。また、施設警備の新規開始に取り組むとともに、相次いでわが国で開催されるスポーツ国際大会に向けた実績の積み上げとして、ラグビー国際試合、マラソン大会、プロゴルフメジャー大会の会場警備などに取り組んだ。

 なお、通期計画に対する第3四半期末時点における進捗率は、売上高42.4億円で74.7%、経常利益3.6億円で88.2%となっている。

共栄セキュリティーサービスの詳細情報

■基本情報
所在地 東京都千代田区九段南一丁目6番17号千代田会館
代表者名(生年月日) 代表取締役社長 我妻 文男(昭和33年10月20日生)
設立 昭和60年5月15日
資本金 5000万円(平成31年2月12日現在)
従業員数 新規上場会社398人 連結会社413人(平成30年12月31日現在)
事業内容 施設警備、雑踏・交通誘導警備を中心とした警備業
■売上高構成比率(2018/3期 実績)
品目 金額 比率
施設・巡回警備分野 3,582 百万円 67.0%
雑踏・交通誘導警備分野 1,560 百万円 29.2%
その他 203 百万円 3.8%
合計 5,347 百万円 100.0%
■大株主上位8位
順位 株主名 保有株数 保有シェア
1 合同会社あっとプラニング 65万株 62.38%
2 マックスコーポレーション株式会社 10万株 9.60%
3 株式会社ケイ・エス・エス 8万株 7.68%
4 我妻 文男 6万2000株 5.95%
5 株式会社サン総合メンテナンス 5万株 4.80
6 我妻 紀子 4万3000株 4.13%
7 合同会社K-mac 3万4000株 3.26%
8 阿部 克巳 2万3000株 2.21%
合計   104万2000株 100.00%
■その他情報
手取金の使途 人材採用・人材育成等、新規エリア進出、社内基幹システム構築、事業生産性向上投資、その他運転資金に充当する予定
関係会社 (株)道都警備 (連結子会社) 施設・巡回警備、雑踏・交通誘導警備
(株)CSPパーキングサポート (持分法適用関連会社) 駐車場障害対応
VC売却可能分(推定) 株(売出し・保有期間などの制限があるもの以外)
直近有償第三者割当 年月日 -年-月-日
割当先
発行価格
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共栄セキュリティーサービスの銘柄紹介

 同社グループは、同社及び連結子会社1社、持分法適用関連会社1社で構成され、警備事業を中心とした活動を展開している。同社グループは、警備事業の単一セグメントになっている。

(1)施設・巡回警備分野

1.施設警備
 オフィスビル、商業施設等に警備員を配置し、出入管理、巡回、緊急対処等を行っている。同社グループでは、主力の業務となっている。

2.レセプション・コンシェルジュ
 主に女性警備員による企業受付業務や商業施設のコンシェルジュを行っている。一般的な受付要員ではなく、警備員教育を受け警備員を兼ね備えている特長を持っている。

3.駐車場警備
 商業施設等の駐車場に警備員を配置し、出入口等の車両誘導、料金収受などを行っている。

4.空港消防業務
 航空機事故等に備えて空港に警備員を配置し、万が一、航空機事故等が発生した場合には、消火活動と救難活動を行う。

(2)雑踏・交通誘導警備分野

1.交通誘導警備
 路上工事現場や建築現場などに警備員を配置し、一般通行車両や歩行者などの誘導を行っている。

2.イベント警備
 ラグビー、マラソン等のスポーツ競技大会やコンサートなどのイベント会場において、規制、誘導等の雑踏整理を行っている。

3.ハイウェイ・セキュリティー
 高速道路や自動車専用道路、サービスエリア・パーキングエリアにおける交通誘導警備、また停車中の故障車の後方警戒による安全確保を行っている。

(3)その他

1.ボディーガード
 国内外の要人の身辺警護を行っている。同社は、テコンドー元全日本優勝者や格闘技の現役選手など格闘技に精通しているスタッフが在籍している。これまで、企業役員をはじめ、ハリウッドスターやアーティスト等の身辺警護を多数行っている。

2.駐車場運営管理
 商業施設・病院等の駐車場における管理業務(売上金回収や駐車案内・精算補助等の案内業務)を行っている。また、コインパーキングにおける精算機・発券機・ロック板・ゲート等の機械トラブル発生時に、障害対応専門の機動隊員が現場に急行して、トラブルを解決するサービスを行っている(駐車場障害対応)。

3.マンション代行管理
 マンション管理会社等の専任管理員の休日(傷病療養や長期欠員等)に、代行員を派遣してマンション管理業務の代行を行っている。

4.建物・設備管理
 法定点検・巡回点検の実施及び常駐管理を行うサービスである。

共栄セキュリティーサービスの投資のポイント

 事業内容に目新しさはなく、地味な印象との見方が先行するだろう。業績も堅調ながら、成長企業として評価されるほどの伸びとは言いづらい。しかし、公開規模に荷もたれ感はなく、バリュエーション面でも類似企業と比べ割安感がある。また、2020年の東京五輪・パラリンピック等に向けて株式市場ではセコム<9735>綜合警備保障<2331>(ALSOK)などの警備関連銘柄への関心が高まっている。同社はスポーツ大会での警備実績が多数あり、ラグビーワールドカップも含めた大規模イベントの開催が業績押し上げに寄与するとの期待が高まる可能性がある。今後の人気度変化を見極めたい。

 同社グループは警備事業を中心とした活動を展開している。前期実績で売上高の67.0%を施設・巡回警備分野、同29.2%を雑踏・交通誘導警備分野、3.8%をその他が占める。出入管理・巡回・緊急対処等を行う「施設警備」は同社グループの主力業務で、特色のある分野として企業受付や商業施設で受付と警備を兼ねたハイブリッドスタイルを提供する「レセプション・コンシェルジュ」、駐車場出入口等の車両誘導や料金収受などを行う「駐車場警備」、航空機事故等が発生した場合に消火と救難を行う「空港消防業務」を展開している。

 スポーツ大会やコンサートの会場等で規制や誘導を行う「イベント警備」では、2002年のサッカー世界選手権大会(日韓共催)の警備等をはじめ多数の実績があり、今後ラグビーW杯や東京五輪に向けて、関連する警備実績を積み上げるなど、着々と準備を進めている。また、テコンドー元全日本優勝者や格闘技の現役選手など格闘技に精通しているスタッフが在籍しており、これまで企業役員をはじめ、ハリウッドスターやアーティスト等の身辺警護を多数行っている。

 業績面について、2019年3月期は売上高が前期比6.2%増の56.7億円、経常利益が同6.9%増の4.1億円と増収増益の見通しとなっている。営業利益段階では27.7%増益を見込む。警備需要増加による契約単価の上昇を背景に、利益率が改善しているという。

 想定仮条件水準の今期予想PERは10~11倍程度となる。類似企業ではジャスダック上場のトスネット<4754>などと同水準であり、妥当な価格設定と言えるだろう。なお、アール・エス・シー<4664>は足元の業績の伸びとテーマ性で物色を集め、30倍を超える水準となっている。期末配当は1株当たり75.0円を予定しており、想定仮条件水準の予想配当利回りは3%強となる。

 公開規模については10億円程度となる見込み。ベンチャーキャピタル保有株もないため、需給面は比較的良好だろう。またIPOラッシュとなる3月だが、3/18に同時上場する企業はなく、初値買い資金の分散を想定する必要はない。

◆「共栄セキュリティーサービス」
 IPOに申し込めるおすすめ証券会社
SBI証券[最短翌日に取引可能]
公式サイトはこちら!
岩井コスモ証券[最短3日で取引可能]
公式サイトはこちら!
岡三オンライン証券[最短2日後に取引可能]
公式サイトはこちら!
マネックス証券[最短2日後に取引可能]
公式サイトはこちら!
DMM.com証券 ※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
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