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2012年6月1日 フィスコ

注目銘柄ダイジェスト(前場):DeNA、日立建機、ほくほくFGなど

DeNA<%%%2432%%%>:1506円(前日比-130円)
大幅続落で下落率上位。前日にはいちよしが、同社の業績予想を下方修正してレーテ
ィングを格下げしている。営業利益は今期から3期間横ばいが続くとの予想であり、
成長期待の後退につながっている。また、前日の米国市場ではフェイスブックがMSCI
に組入れられており、MSCIをベンチマークとするアクティブファンドのリバランスの
動きなどを警戒する声もあるもよう。

日立建機<%%%6305%%%>:1446円(同-66円)
下げ幅を広げる。中国PMIの悪化がネガティブ視されている。5月のPMIは50.4で前月
比2.9ポイントの悪化となり、市場予想の52.0を大きく下回った。中国では景気刺激
策への期待感が台頭しているものの、地合い悪化の中、足元の景況感の悪化が強くク
ローズアップされる流れに。

ほくほくFG<%%%8377%%%>:119円(同+5円)
買い先行。前日にMSCIのリバランスが実施されており、除外銘柄となった同社などは
商いを伴って大幅安の展開となった。ただ、本日は需給悪イベントの一巡を受けて、
リバウンドを目指す動きが先行へ。加えて、野村が投資判断を「ニュートラル」から
「バイ」に格上げ、目標株価は140円としており、リバウンド狙いの安心材料にもつ
ながっているようだ。ファンダメンタルズと比較して、株価のディスカウントが過度
に進行している銘柄の一つと評価。なお、野村では広島銀行<%%%8379%%%>の投資判断も格上
げしている。

セガサミーHD<%%%6460%%%>:1490円(同+97円)
買い先行の展開で上昇率上位。前日に発表した自社株買いの実施が買い材料視されて
いる。発行済み株式数の3.98%に当たる1000万株を上限としており、取得期間は6月7
日から9月28日までとしている。3年連続での自社株買い実施となり、株主還元策への
評価が改めて高まる状況となっている。なお、昨年8月実施分は、約1ヶ月で上限一杯
となる500万株を買い付けた実績がある。

蛇の目ミシン工業<%%%6445%%%>:62円(同+9円)
賑わう展開で上昇率トップ。ロボット関連事業の今期営業利益は、前期比2.4倍の10
億円程度になりそうだとの観測報道が伝わっている。スマホ用組立ロボットの需要が
旺盛のもよう。今期の営業利益は24億円の計画であり、同事業の収益寄与の大きさが
認識される状況となっている。今後も同事業を牽引役とした業績拡大が想定される流
れにも。

大阪チタニウムテクノロジーズ<%%%5726%%%>:2435円(同-15円)
全体相場下落の影響で伸び悩む。クレディ・スイス(CS)では同社の投資判断を「ア
ンダーパフォーム」から「ニュートラル」に格上げしている。目標株価に到達したこ
とを格上げの背景としているが、市場が懸念していたSUMCO<%%%3436%%%>との長期供給契約
見直しによる今年度のマイナス影響が想定内に収まったことはポジティブとも。


田辺三菱製薬<%%%4508%%%>:1060円(同+28円)
しっかり。米J&J(ジョンソン・エンド・ジョンソン)が糖尿病薬「TA7284」の新薬
承認申請を発表、同社が導出元となっており、ロイヤリティー収入などへの期待感が
先行している。もともと想定されていた案件で、スケジュール的にもインパクトは無
いものの、商業化に向けた順調な前進として評価が高まる形のようだ。なお、大和で
は、過度にディスカウントされたバリュエーションの見直しのきっかけになると指摘
しているもよう。

ACCESS<%%%4813%%%>:38400円(同+4850円)
大幅続伸。上期営業損益見通しを9.7億円の赤字から3.5億円の赤字へと上方修正した
ことが好感されている。国内外において各事業の売上が増加しているほか、外注費や
オフィス賃料の抑制による採算改善が赤字幅縮小に寄与したようだ。また、第1四半
期営業損益は5.0億円の黒字での着地となり、足元の損益改善にポジティブなインパ
クトが強まっている。

ビットアイル<%%%3811%%%>:808円(同-42円)
反落。昨日の大引けにかけて急伸となっており、本日は利益確定売りに押される展開
となっている。また、大和では投資判断「3(中立)」でカバレッジを開始。業績の
長期拡大が見込まれるものの、短期的なバリュエーションに割安感が乏しいと指摘し
ている。また、従来の牽引役であったソーシャルゲーム企業向けの成長鈍化が予想さ
れるとも。なお、今後6ヵ月から1年程度の目標株価は830円としている。


日本管理センター<%%%3276%%%>:3085円(同+105円)
強い動き。いちよしでは投資判断を未付与であるものの、管理戸数が計画通り増加し
ており、業績は順調に拡大しているとのレポートをリリースしたことが好感されてい
るようだ。景気の停滞ムードに伴う不動産の有効活用ニーズが根強いほか、賃貸住宅
経営における入居率低下リスクに対する保険として一括借上システムの利用拡大が期
待できることなど、今後も新規オーナー獲得に追い風の環境が続くともコメントして
いる。

Dガレージ<%%%4819%%%>:153800円(同+100円)
伸び悩む格好にも。昨日の米国市場ではフェイスブックが約5%の大幅反発となった
ことを受けて、フェイスブック関連の一角には買い安心感が意識されているようだ。
フェイスブックは一時、上場来安値を更新したものの、大引けにかけて急伸となって
いる。ただし、MSCIへの組み入れに伴う買い需要の発生が株価を押し上げたとも
みられ、先行き不透明感は拭えないとの見方から同社についても伸び悩む格好に。