IPO株の銘柄分析&予想
2019年2月22日 ザイ・オンライン編集部

「フレアス」のIPOの情報の総まとめ!
スケジュールから幹事証券、注目度、銘柄分析、他のマッサージ・訪問看護サービス企業との比較や予想まで解説!

[2019年4月3日 情報更新]

会社名 フレアス
市場・コード/業種 東証マザーズ・7062/サービス業
上場日 3月28日
申込期間(BB期間) 3月11日~3月15日
おすすめ証券会社 SMBC日興証券SBI証券岩井コスモ証券岡三オンライン証券DMM.com証券
フィスコ分析による
市場の注目度
★★★最高★5つ
初値(初値騰落率) 4045円(+118.65%)
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フレアスが3月28日にIPO(新規上場)!

「フレアス」の公式サイトより

 フレアスは、2019年2月22日、東京証券取引所に上場承認され、同年3月28日にIPO(新規上場)することが決定した。

 フレアスは2002年4月1日に設立された。在宅医療をサポートする企業として、マッサージ事業を主たる事業として展開している。主として医療保険制度の適用対象となる保険適用マッサージサービスを提供している。

【目次】(クリックで該当する情報へ移動します)
▼いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)
▼どこの証券会社で申し込める?(幹事証券会社)
▼いくらで買える?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
▼発行株数・単元数・公開規模は?

▼どんな会社?
▼業績データ/業績コメント
▼企業の詳細情報/銘柄紹介
▼投資のポイント

 

フレアスのIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する?
(ブックビルディング期間、上場日など)

■スケジュール
仮条件提示 3月8日
ブックビルディング(抽選申込)期間 3月11日~3月15日
公開価格決定 3月18日
購入申込期間 3月19日~3月26日
払込日 3月27日
上場日 3月28日

フレアスのIPOは、どこの証券会社で申し込める?
(主幹事証券会社・幹事証券会社・委託販売証券会社など)

■取り扱い証券会社(2019年3月19日時点。割当は変更になる場合があります)
証券会社名
(※青文字はクリックで詳細ページへ)
引受シェア 口座開設
SMBC日興証券(主幹事証券)
[最短3日後に取引可能]
91.3
公式サイトはこちら!
SBI証券
[最短翌日に取引可能]
4.3
公式サイトはこちら!
岩井コスモ証券
[最短3日後に取引可能]
1.3
公式サイトはこちら!
岡三オンライン証券
[最短2日後に取引可能]
公式サイトはこちら!
DMM.com証券
※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
岡三証券 0.9  
いちよし証券 0.9%  
エース証券 0.4  
水戸証券 0.4%  
極東証券 0.4%  

フレアスのIPOは、いくらで買える? 割安/割高?
(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)

■価格情報
想定発行価格(※1) 1550
仮条件
[予想PER(※2)
1650~1850円
19.9倍~22.3倍]
公募価格 1850円
初値 4045円
初値騰落率 +118.65%
予想トレーディングレンジ(※3) 1200円~3000円
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】
※1 有価証券届出書提出時。※2 予想EPS=今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数、から計算したもの。※3 期間は上場後1年を想定。
■類似会社3社の予想PER(2019年3月6日ザラバの株価と会社側予想から計算)
会社名 ※クリックで最新チャートへ 予想PER
【3社平均】 15.0倍
ケア21<2373> 18.3倍(連)
ケアサービス<2425> 15.3倍(連)
アトラ<6029> 11.3倍(連)

 予想EPSから割り出した仮条件の予想PERと、類似会社3社の平均PERと比較すると、本銘柄の公開価格は類似会社より若干割高と判断できる。

フレアスの発行株数・単元数・公開規模は?

■株数などに関する情報
発行済株式数(上場時) 225万株(予定)
公開株式数 公募25万株  売出27万4000株
(オーバーアロットメントによる売出7万8600株)
想定公開規模(※1) 9.3億円(OA含む)
※1 有価証券届出書提出時における想定発行価格で計算。

フレアスはあん摩マッサージ提供のマザーズIPO

 あん摩マッサージ指圧師によるマッサージサービスの提供及び訪問看護サービスの提供を行う。昨年12月末時点の事業所数は96拠点。前期の利用者数は8,617名、利用回数は69万9935回。星野リゾートと宿泊施設「界」ブランドにおけるマッサージサービスの提供に係る業務提携を締結している。

 類似企業として鍼灸接骨院をチェーン展開するアトラ<6029>が2014年に上場し、堅調な初値を付けている。同社も公開規模が比較的小さく、星野リゾートにサービス提供している点もブランド力を高める効果があるだろう。一方で事業内容に派手さはなく、3社同日上場による初値買い資金の分散も想定される。

 公開規模については10億円弱となる見込み。澤登社長とその関連会社が発行済株式の大半を保有しており、需給面は良好だろう。

◆「フレアス」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
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フレアスの業績データ

■業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上高
(伸び率)
経常利益
(伸び率)
純利益
(伸び率)
2015/3 2,594
(―)
61
(―)
36
(―)
2016/3 2,744
(5.8%)
88
43.0%
52
43.2%
2017/3 2,900
(5.7%)
194
119.7%
177
237.3%
2018/3 3,284
(13.3%)
193
-0.3%
109
-38.2%
2019/3予 3,715
(13.1%)
273
40.9%
187
70.1%
2018/12 3Q 2,826
(―)
280
(―)
182
(―)
予想EPS(※)
/配当
単独:83.11円/0.00円
※予想EPSは「今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数」で計算したもの。

フレアスの業績コメント

 2019年3月期の業績は、売上高が前期比13.1%増の37.1億円、経常利益が同40.9%増の2.7億円と増収増益の見通しとなっている。

 同社が属する在宅マッサージ業界及び訪問看護業界においては、少子高齢化が加速する一方で、医療機関における病床数の減少が見込まれるとともに、特別養護老人ホーム等の介護施設の待機者数は、年々増加傾向にあり、政府による地域包括ケアシステムの構築の推進活動と相まって、在宅療養の重要性がますます高まってきている。

 このような状況のもと、同社では、主たる事業であるマッサージ事業において、新たに横浜あさひ事業所、久留米事業所及び我孫子事業所を開設することでサービス提供エリアの拡充を図るとともに、既存事業所においてもサービス品質の向上を図るべく人員の確保及び人材育成に取り組んでいる。

 また、株式会社星野リゾートとの業務提携についても、同社が運営するホテルブランドである「界」において、新たに界仙石原でのサービス提供を開始するなど、引き続き堅調に推移している。一方で、事業の拡大に伴って社内体制の更なる基盤強化に努めたことにより、人員増に伴う人件費コストが増加した。

 なお、通期計画に対する第3四半期末時点における進捗率は、売上高28.2億円で76.0%、経常利益2.8億円で102.5%となっている。

フレアスの詳細情報

■基本情報
所在地 山梨県中巨摩郡昭和町西条1514番地
代表者名(生年月日) 代表取締役社長 澤登 拓(昭和44年1月9日生)
設立 平成14年4月1日
資本金 1000万円(平成31年2月22日現在)
従業員数 631人(平成31年1月31日現在)
事業内容 あん摩マッサージ指圧師によるマッサージサービスの提供及び訪問看護サービスの提供
■売上高構成比率(2018/3期 実績)
品目 金額 比率
マッサージ事業 2,988 百万円 91.0%
その他 296 百万円 9.0%
合計 3,284 百万円 100.0%
■大株主上位10位
順位 株主名 保有株数 保有シェア
1 澤登 拓 108万6600株 54.33%
2 株式会社 優美 80万株 40.00%
3 澤登 耕 3万株 1.50%
4 株式会社山梨中央銀行 2万株 1.00%
4 飯野 由利 2万株 1.00
6 石川 武郎 1万1000株 0.55%
7 中野 剛 1万株 0.50%
8 赤池 雅司 5000株 0.25%
8 日浦 正貴 5000株 0.25%
10 関根 竜哉 2400株 0.12%
合計   199万株 99.50%
■その他情報
手取金の使途 事業規模の拡大に向けた新規出店関連資金、事業規模拡大のための新規採用関連人件費として充当する予定
関係会社
VC売却可能分(推定) -社 -株(売出し・保有期間などの制限があるもの以外)
直近有償第三者割当 年月日 -年-月-日
割当先
発行価格
◆「フレアス」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
SMBC日興証券[最短3日後に取引可能]
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SBI証券[最短翌日に取引可能]
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岩井コスモ証券[最短3日後に取引可能]
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岡三オンライン証券[最短2日後に取引可能]
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DMM.com証券 ※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
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フレアスの銘柄紹介

 同社は、在宅医療をサポートする企業として、マッサージ事業を主たる事業として展開している。

(1)マッサージ事業

1.保険適用マッサージサービス

 同社のマッサージ事業においては、主として医療保険制度の適用対象となる保険適用マッサージサービスを提供している。

 保険適用マッサージサービスは、「あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する法律」の定めに基づき、厚生労働大臣の行うあん摩マッサージ指圧師国家試験に合格し、厚生労働大臣により免許を与えられたあん摩マッサージ指圧師により提供されるあん摩、マッサージまたは指圧をいい、医療行為とは異なる医業類似行為に該当するものである。

 同社の保険適用マッサージサービスは、いわゆるリラクゼーションを目的としたマッサージサービスとは異なり、寝たきり等の理由により歩行困難なため、通院ができず自宅や介護施設において療養生活を余儀なくされている高齢者等の利用者に対して、同社の事業所より利用者の自宅等を訪問して、マッサージサービスを提供している。

 また、疼痛(とうつう)緩和、麻痺した筋肉の改善、リンパ等の浮腫みの改善、関節拘縮の改善及び関節可動域の拡大等の利用者ニーズを踏まえ、利用者の主治医の同意に基づきマッサージサービスを提供している。

2.保険適用外マッサージサービス

 同社は、上記の医療保険制度を利用した保険適用マッサージサービスのほか、同社と法人顧客との業務提携契約または業務委託契約に基づき、あん摩マッサージ指圧師による医師の同意を要しない保険適用外マッサージサービスも提供している。

 保険適用外マッサージサービス提供の対象者は、当該法人顧客の施設利用者であり、株式会社星野リゾート及び株式会社星野リゾートのグループ法人が運営する温泉設備を有する宿泊施設「界」において、リラクゼーションを目的とした保険適用外マッサージサービスを提供している。

3.SPA(スパ)サービス

 同社は、マッサージサービスのほか、同社と法人顧客との業務提携契約または業務委託契約に基づき、保険適用外のサービスであるSPAサービスを提供している。同社のSPAサービスは、筋肉ではなく皮膚を対象とした心身の緊張を弛緩させることを目的としたオイルトリートメントサービスとなる。サービス提供の対象者は、当該法人顧客の施設利用者であり、株式会社星野リゾートのグループ法人が運営する宿泊施設「リゾナーレ八ヶ岳」において、SPAサービスを提供している。

(2)その他の事業

 同社は、その他の事業として、主として訪問看護事業を行っている。同社の訪問看護事業における訪問看護サービスは、自宅等で継続的に療養を要する高齢者等の利用者に対して、その主治医の指示に基づいて、看護師等が同社の訪問看護ステーションより利用者の自宅等を訪問して、療養上の世話や診療の補助等のサービスを提供している。

フレアスの投資のポイント

 あん摩マッサージを主力事業とする企業のIPOは初めてだが、類似企業としてほねつぎブランドで鍼灸接骨院をチェーン展開するアトラ<6029>が2014年12月に上場し、公開価格740円に対し初値1313円(+77.4%)を付けている。同社も公開規模が比較的小さく、(株)星野リゾートに独占的にマッサージサービスを提供している点もブランド力を高める効果があるだろう。

 2019年最初の識学<7049>からIPO人気は持ち直しており、今後上場予定の案件にとっても追い風となる。一方でITベンチャーなどと比べ事業内容に派手さはない。3/28は同社を含め3社同時上場となるため、初値買い資金の分散も想定される。

 2000年に山梨県で創業し、マッサージ事業を主たる事業として展開する。前期実績で売上高の91.0%を占めるマッサージ事業においては、主として医療保険制度の適用対象となる保険適用マッサージサービスを提供している。

 保険適用マッサージサービスは、法律の定めに基づき、国家試験に合格し、免許を与えられたあん摩マッサージ指圧師により提供されるあん摩、マッサージまたは指圧をいい、医療行為とは異なる医業類似行為に該当するもの。いわゆるリラクゼーションを目的としたマッサージサービスとは異なり、寝たきり等の理由により歩行困難なため、通院ができず自宅や介護施設において療養生活を余儀なくされている高齢者等の利用者に対して、同社の事業所より利用者の自宅等を訪問して、マッサージサービスを提供している。

 昨年12月末時点の事業所数は96拠点。前期の利用者数は8,617名、利用回数は69万9935回。星野リゾートとは宿泊施設「界」ブランドにおけるマッサージサービスの提供に係る業務提携を締結している。

 業績面について、2019年3月期は売上高が前期比13.1%増の37.1億円、経常利益が同40.9%増の2.7億円と増収増益の見通しとなっている。マッサージ事業は利用単価が同5.1%の上昇、利用回数が同6.0%の増加(74万1697回)を見込む。人件費等の増加で前期伸び悩んだ反動もあるだろうが、中期的に見ても利益成長率は高い。

 想定仮条件水準の今期予想PERは17~20倍程度となる。前述のアトラは11倍台だが、類似企業として挙げたケア21<2373>など介護サービス会社を意識した設定とみられる。

 公開規模については10億円弱となる見込み。澤登社長とその関連会社が発行済株式の大半を保有しており、ベンチャーキャピタル株主は見当たらない。このため需給面は良好だろう。また、3/28は他に日本ホスピス<7061>NATTY SWANKY<7674>が同時上場するが、同社はこれら2社に比べ公開規模が小さい。資金分散の影響は免れないが、軽量感を重視する個人投資家の初値買いは同社に向かいそうだ。

◆「フレアス」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
SMBC日興証券[最短3日後に取引可能]
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SBI証券[最短翌日に取引可能]
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岩井コスモ証券[最短3日後に取引可能]
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岡三オンライン証券[最短2日後に取引可能]
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DMM.com証券 ※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
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