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2019年3月8日 フィスコ

SQ値が下値支持として意識されるかが注目されるところ

 8日の日本株市場は、世界経済の鈍化懸念から売り優勢の展開となろう。7日の米国市場ではNYダウが200ドル安となった。欧州中央銀行(ECB)は2019年のユーロ圏経済成長見通しを1.1%と、昨年12月時点の予想から0.6ポイント引き下げた。これが嫌気され欧州市場は下落しており、米国市場へ売りが波及した格好。この流れにより、シカゴ日経225先物清算値は大阪比140円安の21090円だった。円相場は1ドル111円50銭台と、やや円高に振れて推移している。
 本日は先物・オプション特別清算指数算出(メジャーSQ)となるが、SQに絡んだ売買については売り買い均衡とみられているが、海外株安の影響が加わり、全体としては売り越しとなり、SQ値は下で決まることになろう。まずは、このSQ値が下値支持として意識されるかが注目されるところであろう。

 また、経済協力開発機構(OECD)が世界経済見通しを3.5%から3.3%に引き下げた影響から、売り優勢の展開となっていた。先高観は強まっておらず、メジャーSQを控えて商いも細っていたため、改めて売り直される流れとまではいかないだろう。ロングポジションは積み上がっておらず、売り一巡後は次第に底堅さが意識されそうだ。

 また、シカゴ日経225先物清算値は21090円だが、これは配当分が落ちている影響もあるためであり、日経平均としては21300円を挟んだこう着といったところか。もっとも、米雇用統計の結果を見極めたいとのムードも強く、結果としては短期筋の売買に振らされやすいところである。

 また、今日にも日経225入替えが発表される見通しであり、候補銘柄としては村田製<%%%6981%%%>、オムロン<%%%6645%%%>、シャープ<%%%6753%%%>、ルネサス<%%%6723%%%>が予想されている。パイオニアの上場廃止に伴う入替えであり、村田製ともなるとインパクトが大きい分、資金捻出のための売りが警戒されるため、結果を見極めたいとする模様眺めムードが強まりやすいと考えられる。