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2012年6月11日 フィスコ

メガバンクやSUMCOなど

メガバンク
買い優勢。スペインが最大1000億ユーロの支援を要請、ユーロ圏の支援合意が伝わっ
ており、欧州金融システムに対する過度な不安の後退につながっている。足元では、
欧州問題の焦点もギリシャからスペインに移っていたこともあり、買い安心感が優勢
となる格好に。証券セクターなどの上昇率も高くなっている。
<%%%3436%%%>  SUMCO  790  +100
急伸でストップ高。先週末に第1四半期の決算を発表、営業利益は29.2億円で前年同
期比52%増益、上半期予想40億円、同26%減益に対して、高い進捗率となっているこ
とを評価の動き。実績値はアナリスト予想を大方上回っており、少なくても上半期の
業績上振れ可能性は高いとの見方に。価格競争に対して否定的なスタンスが示された
ことなどもプラス材料視へ。

<%%%6753%%%>  シャープ  424  +32
買い優勢。先週末に経営戦略説明会を実施、鴻海とのスマホ共同事業開始、鴻海への
パネル供給前倒しなどを発表している。評価はまちまちな状況であるものの、先週末
にかけての大幅下落で不安感が織り込まれていたこともあり、買い安心感が先行する
形のようだ。JPモルガン(JPM)では両社の関係が良好であることが読み取れたこ
となどをポジティブと捉える一方、クレディ・スイス(CS)では過剰なパネル在庫や
資金調達への懸念は払拭できずとしている。

<%%%6723%%%>  ルネサス  285  -31
急反落。希薄化懸念の後退などを映して先週末に急伸、短期的な買戻しにも一巡感か
ら、本日は戻り売り圧力が強まる展開になっている。大株主の支援が債務保証でとど
まれば、同社の再建にはより時間を要するとの見方も指摘されるところ。また、本日
は来月から9ヶ月間従業員の賃金7.5%減額との報道が伝わっているが、経営の厳しさ
を改めて認識させる格好にもつながっている。

<%%%4924%%%>  Dr.シーラボ  224000  -26300
売り優勢。先週末に第3四半期の決算を発表、累計営業利益は57.8億円で前年同期比
19.9%減益、2-4月期では7.5億円にとどまり同64%の大幅減益となっている。通期予
想100億円には未達懸念も強まる形に。三菱UFJでは投資判断を「ニュートラル」
から「アンダーパフォーム」に格下げ、目標株価は36.3万円から22万円に引き下げて
いる。

<%%%7752%%%>  リコー  602  +30
買い優勢。為替市場、とりわけ、対ユーロでの円安進行が買い安心感につながる格好
へ。加えて、SMBC日興が投資判断を「3」から「1」へ、一気に2段階格上げし
ていることも買い材料となっている。SMBC日興では、構造改革の前倒し進行、プ
ロダクションプリンターの好調持続などで業績予想を上方修正、目標株価を650円か
ら880円に引き上げている。

<%%%7733%%%>  オリンパス  1244  -53
軟調。先週末に中期経営計画を発表、従業員や生産拠点の削減、自己資本比率30%ま
での向上、今期最終損益70億円の黒字見通しなどが示されている。資本増強の具体策
は想定どおり先送りとなっている。大和では、今回示された様々な施策に関してもス
ピード感に欠ける印象と。バークレイズでも、投資判断は「イコールウェイト」に格
上げしているが、今回の内容は改革への期待を持つには不十分に止まっていると。

<%%%9506%%%>  東北電力  727  +39
しっかり。シティでは、「持たざるリスク」が短期材料となる可能性に留意として、
電力セクターの投資判断を「やや強気」に格上げしている。同社に関しては、引き続
き今期無配が想定されるものの、株価下落でPBR水準に割安感が出ていること、原
町石炭火力の復旧が早期進展なら、来期の復配期待が高まることなどを背景に、投資
評価を「3H」から「1H」に格上げしている。

<%%%6773%%%>  パイオニア  299  +15
上げ目立つ。為替相場での円安進行、シャープ<%%%6753%%%>の株価上昇が刺激材料となって
いるほか、SMBC日興では投資判断「1」、目標株価470円を継続している。カー
エレ部門のOEM事業を牽引役とした大幅増益予想を継続、今期営業利益は会社計画
を上回る250億円、前期比ほぼ倍増を見込んでいる。

<%%%4061%%%>  電気化学工業  277  +15
後場は上げ幅を広げる。自己株式の取得、並びに、自社株消却を発表している。発行
済み株式数の1.45%に当たる700万株を上限に自己株式を取得、取得期間は明日から9
月28日までとしている。また、発行済み株式数の4.73%に当たる自社株消却を行う。
需給改善期待や株主還元策評価の動きが先行へ。

<%%%6728%%%>  アルバック  620  +31
大幅反発。米タイヨウ・ファンドの保有比率が上昇、従来の保有比率は9.67%であっ
たが、6月に入って市場内で取得を進め、18.70%にまで比率が上昇している。保有目
的として、状況に応じて重要提案行為などを行うとしている。更なる買い増しなどを
期待する動きが優勢にも。また、日証金では貸借取引申込停止措置を実施しており、
目先的には売り方の買い戻しが先行する格好にも。

<%%%4188%%%>  三菱ケミカルHD  343  +14
買い優勢。鹿島コンビナートのエチレン設備1基を廃止する方針を固めたと伝わって
いる。国内でエチレン設備の廃止は13年ぶりのもよう。同社の生産能力は約3割減少
するほか、国内の設備能力の約5%に相当するようだ。また、旭化成と運営している
水島コンビナートでも能力削減を検討し始めているようだ。メリルでは、今回の能力
削減は赤字縮小、需給改善につながりポジティブとの評価。また、他のエチレンセン
ターにも恩恵があると指摘している。