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2019年5月2日 ザイ編集部

東京証券取引所の市場区分の再編で「4つの市場」が
「3つの市場」に! 再編後にも「1部」残留を目指す、
時価総額250億円前後の「ギリギリ」な銘柄が狙い目?

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東京証券取引所の「4つの市場」が「3つの市場」に再編されて、1部上場企業の生き残り競争が激化!? 時価総額250億円前後の1部上場企業の動向に注目しよう! 

ダイヤモンド・ザイでは、記者が集めたマネー・経済関連の最新トピックを「ZAi NEWS CHANNEL!」で毎号紹介している。今回は、4月20日に発売されたダイヤモンド・ザイ6月号から「東証の市場再編に注目を!4つある現行の市場から3つの市場に統合! 時価総額などの基準で行われる東証の区分再編でどんな影響が出る?」と題した記事をピックアップした!

東京証券取引所が1部、2部、マザーズの市場区分を見直しへ。
時価総額250億円未満の企業は「1部」から脱落してしまう!?

 東京証券取引所(東証)の1部、2部、マザーズといった市場区分を見直す動きが、にわかに盛り上がっている。問題とされるのは、まずは区分ごとのコンセプトが曖昧な点だ。

 過去に東京証券取引所と大阪証券取引所の合併などもあり、2部、ジャスダック、マザーズの役割が重複。また1部も、時価総額22兆円のトヨタ自動車(7203)から、19億円の中国工業まで大小の企業が混在。TOPIXなどの指数に連動する投資が増えたことで、低時価総額の株が実力以上に買われてしまっているという。

 さらに、上場時が業績のピークとなる「上場ゴール」の存在など、持続的に企業価値を向上させる「動機づけ」が弱い点も指摘されている。


拡大画像表示東京証券取引所は2018年から再編に向けた懇談会を開催しており、2019年3月には論点整理を発表した。また、経済産業省が2019年2月に再編に向けた考え方を発表し「グローバル/プレミアム」「スタンダード/クローズ」「新興市場」などの再編後の仮称や仮のコンセプトも示している。

 再編の方向性としては、4つある市場を3つに統合。利益水準や企業統治の体制、時価総額などが基準となる見込みだ。特に注目するべき基準が時価総額で、再編後も「1部」にあたる市場に残るには一定の規模を保つ必要がある。現在有力な基準は時価総額250億円以上だ。

 もし「1部」にあたる市場から脱落すれば、株価の下落要因になるが、残留できれば、引き続き指数に連動した投信などからの買いが期待できる。このため「1部」残留に向けて時価総額を大きく引き上げる動きがある株が狙い目になるだろう。
【※関連記事はこちら!】
⇒「東証1部の上場基準見直し」で注目度が高まる銘柄はコレだ!「1部昇格」や「1部維持」を目指す銘柄を、時価総額やROEなどによるスクリーニングで探そう!(https://diamond.jp/articles/-/196912)

ダイヤモンド・ザイ6月号では、東証「1部」残留をかけて
株主還元に注力しそうな銘柄をピックアップして紹介!

ザイ6月号

 今回は、4月20日に発売されたダイヤモンド・ザイ6月号の「ZAi NEWS CHANNEL!」から、「東京証券取引所の再編」の話題を取り上げた。誌面ではこのほかにも、特集「反撃の最強日本株」の中で、「東証の再編後に1部相当に残れるか瀬戸際企業に注目!市場区分変更で株主還元に注力する株を先回り!」など気になる記事も紹介。「東証再編」をきっかけにした株投資に興味があるなら、併せて参考にしてほしい。

 なお、ダイヤモンド・ザイ6月号の大特集「反撃の最強日本株」では、株を急落時に底値で拾う手法や、狙い目の銘柄について取り上げるほか、億単位の資産を株で築いた”億り人”たちによる、底値買いのスゴ技も紹介しているので、ぜひチェックを!

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