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2012年6月14日 フィスコ

注目銘柄ダイジェスト(前場):ルネサス、岩崎電気、日東製網など

ルネサス<%%%6723%%%>:328円(前日比+53円)
急伸で上昇率トップ。主力取引先4行から計500億円規模の新規融資を受ける方向で最
終調整に入ったと報じられている。融資には母体3社が債務保証を付けるもよう。最
近の報道内容からはこうした流れが定まりつつあったようにも見受けられるが、資金
調達に向けた動きの前進が確認される格好から、改めて買い戻しの動きが先行する形
に。

岩崎電気<%%%6924%%%>:157円(同+22円)
急伸で上昇率2位。経済産業省と環境省がLEDの普及促進を要請などと伝わっている。
これを受けて、パナソニック<%%%6752%%%>では白熱電球の生産終了時期を前倒しするとも報
じられる。LEDの普及スピードが目先は一段と速まるとの期待感から、LED関連の材料
株と位置づけられる同社に関心が向かう格好のようだ。ただ、TOWA<%%%6315%%%>や遠藤照明
<%%%6932%%%>など、他の中小型株には期待感が波及しきっていない。

オーデリック<%%%6889%%%>:1470円(同+63円)
3日ぶり反発。経産省と環境省が照明メーカーや小売店で構成する「省エネあかりフ
ォーラム」に対して、節電につながるLEDの普及促進を要請したことが買い材料視
されているようだ。環境相が白熱電球の販売自粛を求める考えを示すなどLEDの一
段の普及が見込まれるなか、LED照明器具を手掛ける同社には追い風との期待感が
高まっている。

日東製網<%%%3524%%%>:144円(同+11円)
急伸で上昇率上位。同社が前日に発表した決算内容が材料視されている。前4月期営
業利益実績は9.6億円で前期比5.6倍、従来予想の6.0億円を大幅に上回る着地となっ
ている。また、今期は9.0億円を計画、前期比減益ではあるものの、四季報予想の5.5
億円などは大幅に上回る水準となっている。連想買いが膨らむ格好からか、ニチモウ
<%%%8091%%%>も買われている。

ツガミ<%%%6101%%%>:485円(同-62円)
急落で下落率トップ。5月の工作機械受注発表以降は軟調な動きが続いており、本日
14日は一段と処分売り圧力が強まる格好のようだ。シティでは工作機械受注を受けて
のレポートをリリースしているが、受注額は3月にピークをつけてその後は減少基調
としており、会社側の説明として、アップル向けEMS企業を含め、ほとんどの顧客か
ら需要が鈍化しているとされているようだ。1月に実施した公募価格や年初来安値な
どを一気に更新する状況にも。

リコー<%%%7752%%%>:619円(同+18円)
上げ幅を拡大。JPモルガン(JPM)が同社の投資判断を「ニュートラル」から「オー
バーウェイト」に格上げ、目標株価も700円から800円に引き上げていることなどが支
援材料となっている。JPMでは、5月までの売上は前年同期を上回って推移したもよう
であり、売上減少に歯止めが掛かってきているとみているもよう。それに伴い、円高
影響を考慮しても、構造改革効果によって利益の押し上げは可能としているようだ。
なお、JPMでは富士フイルム<%%%4901%%%>の投資判断は格下げへ。

野村HD<%%%8604%%%>:272円(同+8円)
しっかり。バークレイズが同社の投資判断を「アンダーウェイト」から「イコールウ
ェイト」に格上げ、目標株価は330円としていることが材料視されている。バークレ
イズでは、株価下落が進んだことで、投資妙味が増しているとの見方。増資インサイ
ダー問題が解決に向かうまでは投資しがたいが、株式市場の底入れを想定するならば
強気スタンスを採ることも可能としているようだ。

SMS<%%%2175%%%>:146800円(同+11700円)
上昇が目立つ。本日14日は連続最高益銘柄の一社として特集記事が一部で掲載されて
おり、改めて評価の高まりにもつながっているようだ。前期まで8期連続での最高益
更新となっており、今後も海外事業でのプレゼンス向上や更なる収益の多様化などを
目指しているようだ。値幅取り妙味の強い銘柄でもあり、短期資金中心に関心は高ま
りやすくもあるもよう。

大塚HD<%%%4578%%%>:2420円(同+8円)
しっかり。上場後初の自社株買い実施を発表、需給改善期待が先行する展開に。発行
済み株式数の1.61%となる900万株を上限に自社株買いを実施、取得期間は本日14日
から9月28日までとしている。株価が上場来の高値圏にあるなかでの実施となり、株
主還元に対する意識の高さとして受け止められる格好にも。

3Dマトリックス<%%%7777%%%>:4480円(同+485円)
大幅続伸。昨日本決算を発表し、売上高は前期比2.3倍の25億円、営業利益は同66%
増の5.9億円と大幅な増収増益見通しとなったことが評価されている。開発中の吸収
性局所止血材は臨床試験を終了し、製造販売承認申請後にPMDAによる審査に入っ
ており、13年4月期中の承認取得を見込んでいるようだ。なお、前期実績について
も、営業利益は3.5億円と従来予想の3.0億円を上回る着地に。

アゼアス<%%%3161%%%>:423円(同-29円)
売り優勢。今期営業利益は前期比15%減の4.4億円、最終利益は同13%減の2.3億円と
それぞれ2桁減益見通しとなったことが嫌気されている。今期については、主力の防
護服・環境資機材事業において引き続き、被災地の復興作業における需要に対応する
もよう。ただし、四季報予想の営業利益は4.8億円が見込まれており、ネガティブ材
料視される格好に。

DMP<%%%3652%%%>:941円(同+82円)
大幅続伸。発行済株式数の4.3%に当たる10万株を上限とする、自社株取得枠の設定
を発表したことが好感されている。取得期間は本日から7月31日までとなり、需給面
の好材料を評価する動きに。なお、5月にも10万株を上限とする自社株取得枠を設定
しており、12日までに10万株を取得する実績となっている。

サイバーエージェント<%%%4751%%%>:190900円(同+1000円)
しっかり。直近では売られ過ぎ修正の動きが強まっているが、引き続き、見直し買い
優勢の展開となっている。また、ローソン<%%%2651%%%>と組み、仮想空間サービス「アメー
バピグ」とコンビニの店頭を併用した新手の販促サービスを開始すると報じられたこ
とも支援材料に。広告主の商品をアメーバピグ内で仮想アイテムとして販売し、購入
者はローソンに出向くと実際の商品を受け取れるようだ。