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2019年5月9日 ザイ編集部

株主優待株の中で「株価数倍」が狙える銘柄の探し方
を伝授! 四半期決算で増収増益を続ける“優等生”で、
株価上昇余地が大きいPER20倍以下の中小型株を狙え

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人気の「株主優待株」の中でも、利益が伸びている銘柄なら「株価数倍」も狙える! 

発売中のダイヤモンド・ザイ6月号では、本誌と別冊で「株主優待」を総力特集! 本誌の特集は「トコトン優待株で儲ける方法」と題し、株主優待名人・桐谷広人さんのほか、ストラテジストやアナリストといった投資のプロに、株主優待株で儲ける極意を聞いている。さらに、株主優待株を激辛診断して「買っていい株主優待株」「買ってはいけない株主優待株」をズバリ判定! 株主優待狙いの投資家なら必見の内容だ。

今回は、その中から「長~く持てる株主優待株」を抜粋。マネックス証券マーケット・アナリストの益嶋裕さんが「株価数倍」を狙える株主優待株の選び方をわかりやすく解説している。株主優待だけでなく、長期的な株価の上昇益を狙いたい人は、ぜひ参考にしてほしい。

人気の「株主優待株」の中でも
四半期決算が前年と比べて伸びている銘柄を選ぼう!

マネックス証券マーケットアナリスト益嶋裕さん

 「株主優待株」は大きな株価上昇が期待できないと思っている投資家もいるかもしれないが、利益が伸びている優待株なら株価数倍も狙えるとマネックス証券マーケット・アナリストの益嶋裕さんは言う。

 「株主優待株は権利確定日に向けて株価が上がるなど、特徴的な値動きをしますが、それ以上に株価に影響を与えるのは企業の利益です。長期的には、株主優待株も株価は利益の伸びと連動します

 日本株全体の下落や、ニュースの影響などで、短期的に株価は企業の利益とは関係ない動きをすることがある。しかし、数年以上の長い期間で調べてみると、利益が2倍になれば株価も2倍程度上昇しているというケースが多い。特に成長段階の初期にある中小型株は業績の伸び率が高いので注目だ。

  さらに、中小型の成長株投資に株主優待の要素が加わることで、リスクを抑えることができる。

 「下の図のベネフィット・ワン(2412)のように業績が急成長している人気優待株なら、日本株全体が急落するような局面でも優待狙いの買いも入るので、株価が下がりにくいのです」

 こういった優待株を探すのに、特に益嶋さんが重要視するのが「四半期決算」だという。

 「3カ月ごとに発表される四半期決算次第で、株価は大きく動きます。四半期決算で増収増益を続けていれば、株価が大きく上昇する可能性が高いのです」

 益嶋さんのおすすめは、過去5年間の四半期決算において増収増益で着地した比率が8割以上の株主優待株だ。つまり、3カ月ごとの決算発表で、過去20回のうち16回以上、売上高と営業利益が伸びている「株主優待株」ということになる。四半期決算は学校の成績などと同じように、過去に優秀な成績を上げた企業ほど、今後の成長も期待ができる。優秀な企業は、今後もその優秀さが続く可能性が高いというわけだ。

まだ人気が高くない銘柄で急成長が期待できる
PER「20倍」以下の「株主優待株」を狙おう!

 そして、業績が好調な銘柄の中でも、これからの上昇余地が大きく、「PERが20倍以下の株」を狙うのがポイントだ。

 個人投資家に人気の株主優待を実施している企業は、株価が下がった時に「買い」が入りやすい。高成長かつ人気の株主優待株を買えば、低リスクで大幅上昇が期待できるが、注意も必要だ。

 「株主優待が人気の成長株は投資家からの期待が高いため、PERが高くなりがち。しかし、高PER株の場合、増収増益を発表しても、投資家の期待以下の伸び率であれば株価が大きく下落することもあります。PERが高いほど、株価上昇のために超えるべきハードルが高くなるのです」

 こういったことから、おすすめはPERが20倍以下の株式優待株だ。低PER株であれば、業績の伸びとともにPERも高まり、利益以上に株価が上昇する可能性がある。ただし、低PER株の中には、直近の業績は好調だが、今後の成長が期待できない銘柄もある。

 「不動産や金融、鉄鋼など、景気の影響を受けやすい企業は除きましょう。長期で安定して稼げそうなビジネスモデルを持っている優待株がおすすめです」

 こうした条件に当てはまる銘柄を見つけて、株主優待と値上がり益を同時に狙おう!
【※関連記事はこちら】
⇒株主優待株で「安心して長期保有できる銘柄」の4つの条件を伝授!「ドコモ」のように「値動きが穏やか」で「高配当」な「業績堅調」の「大型株」を探そう!
https://diamond.jp/articles/-/200849

ダイヤモンド・ザイ6月号は本誌と別冊付録の2本立てで
株主優待を大特集! 株主優待株を選ぶなら必見!

ザイ6月号

 今回は、発売中のダイヤモンド・ザイ6月号の特集「トコトン優待株で儲ける方法」から、マネックス証券マーケット・アナリスト益嶋裕さんが教える「株価急落時に優待狙いの買いが入る!高成長の人気優待株で、低リスクで株価数倍を狙う」を抜粋した。特集では、楽天証券経済研究所の窪田真之さんにも、長く持てる「株主優待株」の選び方を解説してもらっている。また、株主優待名人・桐谷広人さんの儲けワザや、「買っていい株主優待株」「買ってはいけない株主優待株」も紹介しているので、ぜひチェックを!

 大特集は「反撃の最強株」! 2019年の株価の動向分析や、2018年のような暴落が相次ぐ相場環境で挑戦したい、株を底値で拾う手法、注目の銘柄などを紹介している。底値買いで億の資産を築いた個人投資家の売買手法も必見だ。

 ほかにも、マンガ「話題のキャッシュレスの『還元率競争』が無くなる日」「Jリートに見直し買いが集中 いま買ってもいい銘柄は?」など、今月もお得な情報が盛りだくさん。

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