最新株式ニュース
2012年6月15日 フィスコ

注目銘柄ダイジェスト(前場):DeNA、総合商社、ルネサスなど

DeNA<%%%2432%%%>:2023円(前日比+248円)
上昇率トップ。前日に発表した高水準の自社株買い実施を好感している。発行済み株
式数の10%に当たる1400万株を上限としており、取得期間は本日15日から7月31日ま
でとしている。規模の大きさに加えて、取得期間も比較的に短いため、需給インパク
トは大きいとの見方が先行している。また、4-6月期の業績見通しも発表、営業利益
は175億円、決算説明会で示した下限ラインを大きく上回り、コンプガチャ廃止によ
る影響は軽微との見方にもつながっている。BNPパリバでは同社の投資判断を「バ
イ」に格上げで、目標株価は2800円としている。なお、SNS関連の一角であるグリー
<%%%3632%%%>も連れ高する展開に。

サイバーエージェント<%%%4751%%%>:201600円(同+10400円)
大幅続伸。大規模な自社株買いを発表したDeNA<%%%2432%%%>のほか、グリー<%%%3632%%%>も大
幅高となっており、SNS関連の急伸に連れ高する展開となっている。新興市場では
今期業績の上方修正を発表したエイチーム<%%%3662%%%>のほか、ミクシィ<%%%2121%%%>やドリコム
<%%%3793%%%>、クルーズ<%%%2138%%%>など、SNS関連が一斉高に。なお、同社の強い動きが牽引
し、マザーズ指数は約1.6%高となっている。

総合商社
総じて売り先行の展開。大和がセクター判断を「中立」に格下げしており、マイナス
材料につながる格好のようだ。中国のインフラ投資減速、世界経済回復ペースの鈍化
などを背景に、総合商社の資源事業は12年度以降、収益性の急低下が避けられないと
指摘している。個別では、伊藤忠<%%%8001%%%>と丸紅<%%%8002%%%>、三井物産<%%%8031%%%>の投資判断を
「3」に格下げ、資源利益率が高い三菱商事<%%%8058%%%>は「4」にまで引き下げへ。


ルネサス<%%%6723%%%>:328円(同+12円)
連日の上昇。主要株主3社、銀行団4行で総額1000億円を融資すると報じられており、
来週にも合意の見通しとされている。支援に向けた動きは活発化していたが、当面の
経営危機は回避との見方が一段と強まり、改めて買戻しの動きが優勢となっている。
先行きには更なる資本増強が必要不可欠とみられているものの、当面の不安回避の確
度が高まったことを好感する動きが、より強く反映される格好に。

高島屋<%%%8233%%%>:558円(同+7円)
もみ合い。3-5月期営業利益は50億円前後となり、前年同期を4割程度上回ったとの観
測報道が伝わっている。3-5月期としては4年ぶりの高水準に達しているもよう。クー
ルビズ関連の好調など国内百貨店売上高などが堅調に推移したようだ。ただ、ほぼ市
場コンセンサスレベルの水準であり、評価の動きは限定的にとどまっている。夏季賞
与や先行きの景況感には懸念も残り、第2四半期以降の状況には不透明感があるとの
見方。なお、直近のプレビューでは、クレディ・スイス(CS)が49億円、UBSが45億
円前後と予想していた。

Dr.シーラボ<%%%4924%%%>:258600円(同+13900円)
上げ幅拡大で上昇率上位。大和では取材レポートをリリース、株式市場の懸念に対し
て、会社側では修正計画の達成に自信を示すなど、見通しを楽観視していると指摘し
ている。過度な足元業績への懸念が低下する状況にもつながっているようだ。ここま
で、通期業績予想の下方修正や第3四半期決算を受けて、株価は下落傾向が強まって
きていた。

ワコム<%%%6727%%%>:165500円(同+6300円)
しっかり。大和では、中小型電機セクターの注目銘柄として同社をトップピックとし
ている。決算を経て業績予想を増額することが出来た数少ない銘柄と指摘。ペンタッ
チソリューションがスマホ・タブレットPC用途へと広がりを見せているほか、台湾コ
ンピューテックスにおいても、同社のペン採用が進んでいることが確認できたとして
いるようだ。

オハラ<%%%5218%%%>:795円(同+48円)
上昇が目立つ。同社は前日に上半期の決算を発表、営業利益は9.1億円で前年同期比
4.6倍、従来予想の4.0億円を大幅に上回る着地となっている。タイ洪水の影響が想定
よりも軽微であったこと、半導体露光装置向けの高均質光学ガラスが好調に推移した
ことなどが業績上振れの背景に。第1四半期の進捗から期待はあったものの、想定以
上の上振れとなる格好に。

フリービット<%%%3843%%%>:486円(同-63円)
大幅反落。昨日本決算を発表し、売上高は前期比9%増の230億円、営業利益は同2倍
の18億円と増収増益見通しとなった。今期はクラウドコンピューティングインフラに
おいて先行投資が終了し、本格的な成長フェーズに入ることなどから大幅増益が見込
まれている。ただし、今週は決算への期待を背景に大幅上昇となっており、目先の材
料出尽くし感が意識される格好に。

ACCESS<%%%4813%%%>:49800円(同+3900円)
大幅反発。先月末に上期の業績予想を上方修正したことを手掛かりに、見直しの動き
が継続している。会社側では上期の営業損益見通しを9.7億円の赤字から3.5億円の赤
字へと上方修正した一方、通期の営業損益予想は3.0億円の黒字を据え置いた。ただ
し、本日発売された四季報においては、営業利益が17億円と見込まれており、業績改
善期待が一段と高まっているようだ。

エイチーム<%%%3662%%%>:1161円(同+50円)
大幅続伸。今期営業利益見通しを7.0億円から9.8億円へ、最終利益見通しを3.9億円
から5.6億円へとそれぞれ上方修正したことが好感されている。エンターテインメン
ト事業、ライフサポート事業ともに計画を上回って推移。エンターテインメント事業
においては、iPhoneゲーム「ダークサマナー」や「AKB48ステージファイター」など
が大ヒットとなったことが押し上げ要因となったようだ。