最新株式ニュース
2012年6月19日 フィスコ

JXやルネサスなど

<5020>  JX  390  +5
小幅続伸。経済産業省では、新潟・佐渡の南西沖で石油と天然ガスの掘削調査を実施
すると発表している。同社は試掘が委託されるほか、周辺は同社の前身となるジャパ
ンエナジー開発が権益を持っているもよう。埋蔵が確認されれば、国内最大級となる
可能性もあり、その後は同社が主導する事業に移行すると伝わっている。
<6723>  ルネサス  320  -4
後場は一時切り返す展開に。前引け後、海外投資ファンド3社程度が出資を検討して
いると一部で報じられている。同社に対する支援体制の一段の強化とも受け止めら
れ、改めて再建期待が高まる展開のようだ。一時は大株主の間で足並みの乱れもみら
れていたが、出資企業の増加なども加わり、支援姿勢は整っていく方向との見方に。
株価が上昇に転じる場面では買戻しの動きなども強まりやすく、上げ幅が拡大しやす
い。

<7735>  大日本スクリーン製造  594  -29
さえない。モルガン・スタンレー(MS)では投資判断を「イコールウェイト」から
「アンダーウェイト」に格下げしており、売り材料と捉えられる格好のようだ。先端
ロジック・ファンダリの装置発注は4-6月に過去最高となる見通し、今年後半には一
時的に減速するリスクがあるとしており、同分野のウェイトが高いことを格下げの背
景としているようだ。目標株価は730円から540円に引き下げ。なお、MSでは半導体製
造装置セクターの中でニコン<7731>を格上げしている。

<8029>  ルック  417  +39
大幅続伸。特に材料は見当たらないものの、25日移動平均線で下げ止まり、調整一巡
感が強まる状況ともなっているようだ。ギリシャ再選挙通過後の欧米株伸び悩みで、
手詰まり感も広がる中、需給妙味の強い仕手系材料株に短期資金の関心が向かう格好
とみられる。本日は同社株の上昇をきっかけに、明和産業<8103>、イトーキ<7972>、
CVSベイエリア<2687>など仕手系色の強い銘柄に短期資金の矛先が向かっている。

<9831>  ヤマダ電機  3905  +95
買い優勢。太陽光発電の買取価格正式決定を受けて、太陽光発電事業に参入する方針
の同社などにも期待感が波及する展開と見られる。また、家庭用の需要拡大にもつな
がっていくとの見方か、同社のほか、ケーズHD<8282>やエディオン<2730>など家電
量販店の一角で高いものが目立っている。

<6315>  TOWA  576  +29
急伸で年初来高値を更新。大和が投資判断を新規に「2」格付けとしていることが評
価材料視されている。大和では、外部環境の好転で受注増加が見込め、収益性で競合
他社をアウトパフォームしそうなこと、赤字体質からの脱却や新製品の拡販を背景と
して、新たな成長ステージに入ると予想されることなどを評価ポイントとしている。
目標株価は710円と設定しているようだ。

<9437>  NTTドコモ  125200  +1400
堅調。スペインの国債利回り上昇など外部環境の悪化傾向が再度強まる状況となって
おり、本日は全般的にディフェンシブセクターへの物色シフトが目立つ状況に。加え
て、本日は「野村日本高配当株プレミアム」の設定日であり、数百億円規模の資金流
入が見込まれることで、高利回り銘柄には関心も高まりやすいもよう。ちなみに、同
社は同投信の参考ポートフォリオの組入れ上位銘柄ともなっている。

<6796>  クラリオン  169  -3
伸び悩んだが朝方は買い先行。カーナビ大手3社が、財務体質改善を背景に増復配に
乗り出すとの報道が材料視されている。同社に関しては、来期にも繰越欠損金を解消
して、15.3期以降の復配に道筋をつけるとされている。業績の順調な回復傾向に加え
て、復配に伴う投資家層の広がりなども期待される展開に。

<5423>  東京製鐵  459  -20
売り優勢。前日に発表した鋼材価格の引き下げがネガティブに捉えられる。7ヶ月ぶ
りの全品値下げ、鉄スクラップ価格の下落を上回る製品価格の値下げであり、想定以
上の値下げ幅との見方が多い。価格競争によるマージン悪化が想定されることで、鉄
鋼業界全般のマイナス材料と捉える声もあるもよう。

<3333>  あさひ  1185  +5
小幅続伸。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は19.3億円で前年同期比16.5%
減益となった。通期予想である2ケタ増収増益の見通しに対しては、弱めのスタート
になる格好ではある。ただ、前年の第1四半期は震災直後による需要急増局面でもあ
ったため、その反動により足元の既存店はマイナス傾向、低調なスタートは大方織り
込まれていた印象も強い。UBSでは、悪材料は出尽しとして投資判断「バイ」を継
続している。

<4651>  サニックス  251  +15
しっかり。太陽光発電の買取価格正式決定を受けて、本日は太陽光エネルギー関連が
幅広く買われる展開にもなっている。発電事業者のメリットが意識される状況ではあ
るものの、大和では、日本の太陽光発電市場拡大による恩恵が大きいのは、ウエスト
HD<1407>、高島<8007>、同社など、国内を中心に開発、施工、卸売り事業を手掛け
る企業であるとの見方に変更は無いとしている。

<6995>  東海理化  1231  -78
下げ目立つ。米運輸省がトヨタの「カムリ」などの技術解析を開始と伝わっている。
パワーウインドスイッチの不具合により、火災につながる可能性があるとしているよ
うだ。トヨタ系の部品メーカーであり、パワーウインドスイッチなどを手掛けている
ことから、買い手控え気分なども強まる形になっているとみられる。