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2012年6月27日 フィスコ

後場に注目すべき3つのポイント~低位材料株への資金流入が今日も目立つ

27日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

・材料株物色中心だが、コア銘柄は押し目拾いのスタンス
・ドル・円は79円41銭付近、有力な手掛かり材料が不足
・ルック<%%%8029%%%>の連日ストップ高など低位材料株への資金流入が今日も目立つ


■材料株物色中心だが、コア銘柄は押し目拾いのスタンス

日経平均は小幅に反発。0.21円高の8664.20円(出来高概算6億8000万株)で前場の取
引を終えた。前日の米国市場が住宅価格指数の改善を手掛かりに上昇した流れを受け
てやや買いが先行した。また、日経平均は前日までの調整によってサポートとして意
識される25日線まで下げており、いったんはリバウンドが意識されるところでもあっ
た。しかし、欧州連合(EU)首脳会談を控えて慎重姿勢は崩せず。日経平均は寄り付き
の8677.76円が高値となり、その後は30円程度の狭いレンジ内での取引が続いてい
る。

物色は不動産、水産・農林、情報・通信などやや内需系にシフト。また、前日にスト
ップ高をつけていたルック<%%%8029%%%>が本日もストップ高となったこともあり、個人投資
家主体による材料株物色の流れが目立つ。東証1部の騰落銘柄は値上がり799に対して
値下がり663、変わらず182。規模別指数では大型株指数のみがマイナスだった。


東証1部の売買代金は3787億円にとどまるなど、薄商いのなかで材料株の一角が賑わ
っている。28-29日に開催される欧州連合(EU)首脳会談を控えて動きづらさがうかが
える。ルック<%%%8029%%%>の急騰によって他の低位材料株に物色の矛先が向かっており、全
体がこう着のなかで材料株への物色が続きそうである。

ただし、連想的な動きも否めず、資金の逃げ足は速いと考えられる。いったん動きが
鈍れば一気に資金が流出するため、フットワークが重要になろう。また、主力銘柄に
ついても景気敏感セクターは弱い動きではあるが、米年金の月末のドレッシング期待
などもあるほか、トヨタ<%%%7203%%%>のPBR1.0倍割れでの推移をみると、ここからは下値拾
いのスタンスになろう。

■ドル・円は79円41銭付近、有力な手掛かり材料が不足

ドル・円は79円41銭付近で推移している。有力な手掛かり材料が不足していることか
ら、ドル・円の取引で特に目立った動きは確認されていない。顧客筋などのドル買い
興味は79円00銭近辺に残されており、ドルは79円台前半で下げ渋る可能性もあるとみ
られている。

12時06分現在のドル・円は79円41銭、ユーロ・円は99円32銭、ポンド・円は124円18
銭、豪ドル・円は79円92銭付近で推移。上海総合指数は、2226.70(前日比+0.21%)
で推移している。

■後場のチェック銘柄

・日経平均はEU首脳会談待ちで積極性に乏しいが、下を売る流れにはならず

・ルック<%%%8029%%%>の連日ストップ高など低位材料株への資金流入が今日も目立つ

・後場も材料株循環物色の流れが継続か、資金の逃げ足の早さには注意

☆後場の注目スケジュール☆

<国内>

16:00 藤村官房長官、定例記者会見