世界投資へのパスポート

ウーバー、リフト、ビヨンドミートなど、最近IPO
した注目株の決算を総まとめ! 決算内容からわかる
「買うべき銘柄」と「売るべき銘柄」をズバリ解説!

2019年8月12日公開(2022年3月29日更新)
広瀬 隆雄
facebook-share
twitter-icon
このエントリーをはてなブックマークに追加
RSS最新記事

第2四半期決算発表シーズンは、
S&P500採用銘柄のうち90%が終了

 第2四半期決算発表シーズンは、これまでにS&P500採用銘柄のうち90%が決算発表を終えました。

 これまでに発表された決算のうち、75%の会社が1株当たり利益(EPS)でコンセンサス予想を上回りました。過去5年の平均は72%なので、普段よりEPSは好調だということです

 一方、売上高では57%の企業がコンセンサス予想を上回りました。ただ、過去5年間の平均は60%なので、普段より売上高は不調でした

 なお、例年、決算発表シーズンは、大型株から始まり後半へ行くほど小型株が多くなりますので、いまちょうど小型株の決算発表が佳境を迎えているところです。

「良い決算」とは「EPS」「売上高」「ガイダンス」の
すべてが事前の予想を上回ったもの

 さて、「良い決算」とは、どんな決算を指すのでしょうか?

 ウォール街では、これに関して厳格な定義があります。1)EPS、2)売上高、3)ガイダンスのすべてで、事前のアナリスト達のコンセンサス予想を上回った決算が「良い決算」とされています

 ガイダンスとは、その企業の財務部長が決算発表時に示す「来期以降のEPS」ならびに「売上高」の予想を指します。それらのうちひとつでもコンセンサス予想を下回れば、それは悪い決算という理解になります。

 株式投資では、良い決算を出した企業の株は持ち続け、悪い決算を出した株は売ってください。

最近IPOした注目銘柄の決算内容を見ると、
3社が「悪い決算」という結果に

 最近IPOした企業に関し、今期の決算の”星取表“は下の表の通りでした。

■最近IPOした注目銘柄の決算の結果
銘柄名(コード) 決算内容
※コンセンサス予想を上回れば○、下回れば×
EPS 売上高 ガイダンス
ビヨンドミート(BYND) ×
クラウドストライク(CRWD)
リフト(LYFT)
マッチ・グループ(MTCH)
ピンタレスト(PINS)
ロク(ROKU)
シルクロード・メディカル(SILK) ×
アトラシアン(TEAM)
トレードデスク(TTD)
トゥイリオ(TWLO)
ウーバー(UBER) × なし

 つまり、ビヨンドミート、シルクロード・メディカル、ウーバーの3社は悪い決算なので「売り」、その他の銘柄は「買い」です

 1社ずつ、決算の内容を見ていきましょう。

【ビヨンドミート】
残念ながらEPSが予想を下回る

 大豆たんぱく質から代替肉を作っているビヨンドミート(ティッカーシンボル:BYND)の第2四半期決算は、EPSが予想-8セントに対して-16セント、売上高が予想5271万ドルに対して6730万ドル、売上高成長率が前年同期比+286.8%でした。

 売上高の内訳は、小売が3412万ドル(前年同期比+192%)、フードサービスが3313万ドル(前年同期比+483%)でした。フードサービスが伸びた理由は、ファーストフード・レストランなどでビヨンドミートを使ったメニューを打ち出す企業が増えたためです。

 グロス利益は2270万ドル、グロスマージンは33.8%でした。純利益は-940万ドル。ちなみに前年同期は-740万ドルでした。

 2019年度の売上高予想2.24億ドルに対して、新ガイダンス2.4億ドルが提示されました。また、修正EBITDAベースで黒字になるというガイダンスが示されました。旧ガイダンスは、修正EBITDAベースで±0でした。

 ビヨンドミートは、この決算を発表した後で325万株を1株160ドルで売り出しました。目先の注目点としては、株価がこの売出し価格を下回らないことが重要になります。なぜなら、今回の公募で初めてビヨンドミート株を購入した投資家が多いので、その水準を下回ると「しこり(含み損)」ができてしまうからです。

⇒ビヨンドミート(BYND)の最新株価はこちら!

ビヨンドミート(BYND)チャート/日足・3カ月ビヨンドミート(BYND)チャート/日足・3カ月(出典:SBI証券公式サイト)
※画像をクリックすると最新のチャートへ飛びます。
拡大画像表示

【クラウドストライク】
売上げ成長のモメンタムは強い

 クラウドを通じてインターネット・セキュリティーのサービスを提供しているクラウドストライク(ティッカーシンボル:CRWD)の第1四半期(4月期)決算は、EPSが予想-48セントに対して-47セント、売上高が予想9560万ドルに対して9610万ドル、売上高成長率が前年同期比+103.2%でした。

 アニュアライズド・リカーリング・レベニュー(ARR)は、+144%の3.646億ドルでした。

 期中543社の新規顧客を獲得し、総顧客数は3059になりました。

 第2四半期のEPSは予想-31セントに対して新ガイダンス-24~23セントが、売上高は予想9679万ドルに対して新ガイダンス1.03億~1.04億ドルが提示されました。

 クラウドストライクのサービスは、今急速にユーザーに浸透しており、売上成長のモメンタムは強いです。株価は新値圏にあり損している投資家が居ない状態なので、戻り待ちの売りがなく、株価は上値が軽いと思われます。
【※関連記事はこちら!】
⇒注目のITセキュリティ企業「クラウドストライク」がナスダックにIPO(新規上場)! 競合の「ズィースケーラー」も堅調なので、人気化する可能性は高い!

⇒クラウドストライク(CRWD)の最新株価はこちら!

クラウドストライク(CRWD)チャート/日足・3カ月クラウドストライク(CRWD)チャート/日足・3カ月(出典:SBI証券公式サイト)
※画像をクリックすると最新のチャートへ飛びます。
拡大画像表示

【リフト】
株価は停滞しているが、決算は期待を上回る内容に

 ライドシェアリングのリフト(ティッカーシンボル:LYFT)の第2四半期決算は、EPSが予想-1.00ドルに対して-68セント、売上高が予想8.10億ドルに対して8.67億ドル、売上高成長率が前年同期比+71.8%でした。

 リフトは、6月末から一部地域で値上げを開始しました。それが乗車回数に悪影響を及ぼした形跡はありません。なお、値上げは「業界のトレンドのようだ」というコメントがあり、ウーバーも値上げしていることをうかがわせました。

 アクティブライダー数は、前年同期比+41%の1545万人でした。IPOで話題になったことが、アクティブライダー数の増加に寄与したと思われます。

 アクティブライダー当たりの売上高は、前年同期比+22%の32.67ドルでした。コントリビューション・マージン(貢献利益)は46%でした。前年同期は42%でした。

 売上高に占めるセールス&マーケティング費用は19%でした。前年同期は35%でした。セールス&マーケティング費用の中身は、インセンティブ、すなわちディスカウント・クーポンで、これは第1四半期に比べて-40%でした。つまり、値引きを止めたということです。「価格ではなくリフトのブランド力で乗客を獲得出来ている」というコメントでした。

 修正ネットロス・マージンは-23%でした。前年同期は-35%でした。

 第3四半期の売上高は、予想8.41億ドルに対して新ガイダンス9億~9.15億ドルが提示されました。これは、売上高成長率で言えば、+54〜56%の成長を意味します。売上高ガイダンスを引き上げた理由は、値上げがスンナリ受け容れられたためです。

 2019年度の売上高は、予想33.2億ドルに対して新ガイダンス34.7億~35億ドルが提示されました。これは、売上高成長率で言えば+61〜62%の成長を意味します。ちなみに、旧ガイダンスは32.75億〜33億ドルでした。

 リフトはIPOが高値で取引開始された後、株価が急落し、それ以来、上昇しあぐねています。しかし、これまでに発表された決算は、すべて期待を上回る良い内容でした。したがって、引き続き保有すべき銘柄だと思います。
【※関連記事はこちら!】
⇒「ウーバー」のIPOは、注目を集めたものの失敗! “ライドシェアリング銘柄”の成長性に期待するなら、業界2位の「リフト」のほうが成長性が高くて有望!

⇒リフト(LYFT)の最新株価はこちら!

リフト(LYFT)チャート/日足・3カ月リフト(LYFT)チャート/日足・3カ月(出典:SBI証券公式サイト)
※画像をクリックすると最新のチャートへ飛びます。
拡大画像表示

【マッチ・グループ】
短期的に売り圧力がかかる可能性があるので注意!

 ティンダーなどのマッチングアプリを展開しているマッチ・グループ(ティッカーシンボル:MTCH)の第2四半期決算は、EPSが予想43セントに対して43セント、売上高が予想4.89億ドルに対して4.98億ドル、売上高成長率が前年同期比+18.2%でした。

 ティンダーのサブスクライバー数は、+50.3万人の520万人でした。ガイダンスは38.4万人でした。今回の決算では、特にこのティンダーの好調が投資家に好感されました。

 第3四半期の売上高は予想5.2億ドルに対して新ガイダンス5.35億~5.45億ドルが、EBITDAは予想2億ドルに対し2億~2.05億ドルが提示されました。

 なお、マッチ・グループの株式の80%はIAC(ティッカーシンボル:IAC)によって所有されています。IACは、向こう数カ月の間に、マッチ・グループの持ち株をIACの株主に分配する決断を下す可能性があります。それは、ごく短期的にはマッチ・グループ株に売り圧力をもたらす可能性があります
【※関連記事はこちら!】
⇒デートアプリ「ティンダー」が世界中でブレイクする「マッチ・グループ」が熱い! 日本の「ペアーズ」など数多くのデートアプリを傘下に収める企業とは?

⇒マッチ・グループ(MTCH)の最新株価はこちら!

マッチ・グループ(MTCH)チャート/日足・3カ月マッチ・グループ(MTCH)チャート/日足・3カ月(出典:SBI証券公式サイト)
※画像をクリックすると最新のチャートへ飛びます。
拡大画像表示

【ピンタレスト】
好決算により、見直し買いが入る可能性も!

 ピンタレスト(ティッカーシンボル:PINS)の第2四半期決算は、EPSが予想-9セントに対して-6セント、売上高が予想2.37億ドルに対して2.61億ドル、売上高成長率が前年同期比+62.0%でした。

 月次アクティブユーザーは+30%の3億人、ユーザー1人当たり売上高は+29%の88セントでした。

 2019年度の売上高は、予想10.7億ドルに対して新ガイダンス10.95億~11.15億ドルが提示されました。旧ガイダンスは、10.55~10.8億ドルでした。

 ピンタレストがIPO後最初に発表した決算は、ガッカリさせられる内容でした。しかし、今回の決算ではピシッと良い決算が出せました。このため、ピンタレストには見直し買いが入る可能性があります。

ピンタレスト(PINS)の最新株価はこちら!

ピンタレスト(PINS)チャート/日足・3カ月ピンタレスト(PINS)チャート/日足・3カ月(出典:SBI証券公式サイト)
※画像をクリックすると最新のチャートへ飛びます。
拡大画像表示

【ロク】
最近IPOした小型成長株の中で、最も勢いのある銘柄のひとつ

 テレビ向けストリーミング・プラットフォームを提供するロク(ティッカーシンボル:ROKU)の第2四半期決算は、EPSが予想-20セントに対して-8セント、売上高が予想2.23億ドルに対して2.5億ドル、売上高成長率が前年同期比+59.5%でした。

 部門別売上高を見ると、プラットフォーム売上高が1.68億ドル(前年同期比+86%)、
プレーヤー売上高が8240万ドル(前年同期比+24%)でした。

 プラットフォーム売上高は、動画広告インプレッション数の増加による広告売上高の増加が寄与しました。

 グロスマージンはプラットフォームが65.4%、プレーヤーが5.5%でした。

 アクティブ口座数は3050万口座でした。これは前期比+140万口座でした。また、ストリーミング時間は94億時間でした。これは前期比+5億時間、前年同期比+72%でした。

 ユーザー当たり売上高(ARPU)は、21.06ドルでした。これは前期比+2.00ドルでした。

 第3四半期売上高は予想2.46億ドルに対して新ガイダンス2.5億~2.55億ドルが、2019年度の売上高は予想10.5億ドルに対して新ガイダンス10.75億~10.95億ドルが提示されました。

 ロクは、最近IPOした小型成長株の中で、最も勢いに乗った銘柄のひとつと言えます。したがって継続保有すべきです

⇒ロク(ROKU)の最新株価はこちら!

ロク(ROKU)チャート/日足・3カ月ロク(ROKU)チャート/日足・3カ月(出典:SBI証券公式サイト)
※画像をクリックすると最新のチャートへ飛びます。
拡大画像表示

【シルクロード・メディカル】
決算は今ひとつだが、製品には将来性があるので次回以降に期待!

 シルクロード・メディカル(ティッカーシンボル:SILK)は、脳梗塞(のうこうそく)の原因となる頸動脈狭窄(けいどうみゃくきょうさく)の治療手術のための医療機器「経カテーテル頸動脈血行再建術デバイス」を販売する企業です。その第2四半期決算は、EPSが予想-27セントに対して-42セント、売上高予想が1.36億ドルに対して1.49億ドル、売上高成長率が前年同期比+92.2%でした。

 2019年度の売上高は、予想6億ドルに対して新ガイダンス6億~6.2億ドルが提示されました。

 今回の決算はEPSが予想を下回ったので「売り」だと思います。ただ、シルクロード・メディカルの製品には将来性があるので、次回以降の決算をモニターし、再びきちんとした決算が出せるようになったらその時に買い直したいと思います
【※関連記事はこちら!】
⇒脳梗塞を防ぐ画期的な手術TCARを実用化した「シルクロード・メディカル」に注目! 潜在的なニーズが大きいうえ、米中貿易摩擦の影響を受けないのも魅力

⇒シルクロード・メディカル(SILK)の最新株価はこちら!

シルクロード・メディカル(SILK)チャート/日足・3カ月シルクロード・メディカル(SILK)チャート/日足・3カ月(出典:SBI証券公式サイト)
※画像をクリックすると最新のチャートへ飛びます。
拡大画像表示

【アトラシアン】
前回の決算と違い、今回の決算はスッキリした内容に

 ソフトウェア・エンジニアがオンライン上でコラボすることを助けるアトラシアン(ティッカーシンボル:TEAM)の第4四半期(6月期)決算は、EPSが予想16セントに対して20セント、売上高が予想3.31億ドルに対して3.346億ドル、売上高成長率が前年同期比+35.7%でした。

 第1四半期のEPSは予想21セントに対して新ガイダンス24セントが、売上高は予想3.496億ドルに対して新ガイダンス3.49億~3.53億ドルが提示されました。

 2020年度のEPSは予想1.00ドルに対して新ガイダンス1.00ドルが、売上高は予想15.5億ドルに対して新ガイダンス15.4億~15.56億ドルが提示されました。

 アトラシアンの場合、前回の決算発表は落胆させられる内容でしたが、今回はスッキリした内容でした。長期で見た同社のトラックレコードはしっかりしているので、これを機に同社株を買い直したいと思います

⇒アトラシアン(TEAM)の最新株価はこちら!

アトラシアン(TEAM)チャート/日足・3カ月アトラシアン(TEAM)チャート/日足・3カ月(出典:SBI証券公式サイト)
※画像をクリックすると最新のチャートへ飛びます。
拡大画像表示

【トレードデスク】
毎期コンセンサス予想を上回る「優等生」

 ウェブのプログラマティック広告のプラットフォーム、トレードデスク(ティッカーシンボル:TTD)の第2四半期決算は、EPSが予想68セントに対して95セント、売上高が予想1.55億ドルに対して1.60億ドル、売上高成長率が前年同期比+42.4%でした。

 修正EBITDAは5800万ドルでした。前年同期は3690万ドルでした。

 第3四半期の売上高は、予想1.62億ドルに対して新ガイダンス1.63億ドルが提示されました。修正EBITDAは、4500万ドルというガイダンスが示されました。

 2019年度の売上高は、予想6.5億ドルに対して新ガイダンス6.53億ドルが提示されました。修正EBITDAは、2.01億ドルというガイダンスが示されました。

 トレードデスクは、毎期、着実にコンセンサス予想を上回る決算を出しており「優等生」と言えます。引き続き保有すべき銘柄です

⇒トレードデスク(TTD)の最新株価はこちら!

トレードデスク(TTD)チャート/日足・3カ月トレードデスク(TTD)チャート/日足・3カ月(出典:SBI証券公式サイト)
※画像をクリックすると最新のチャートへ飛びます。

【トゥイリオ】
安定して良い決算を出し続けている優良企業

 クラウド上に電話システムを構築でき、メッセージで電話認証をするトゥイリオ(ティッカーシンボル:TWLO)の第2四半期決算は、EPSが予想2セントに対して3セント、売上高が予想2.64億ドルに対して2.75億ドル、売上高成長率が前年同期比+86.1%でした。

 ダラー・ベース・ネット・エクスパンション率(ドルベースの売上げ膨張率)は+140%でした。前年同期は+137%でした。

 第3四半期のEPSは予想1セントに対して新ガイダンス1~2セント、売上高は予想2.85億ドルに対して新ガイダンス2.86億~2.89億ドルが提示されました。

 2019年のEPSは、予想12セントに対して新ガイダンス17~18セントが提示されました。旧ガイダンスは11~13セントでした。売上高は、予想11.1億ドルに対して11.13億~11.19億ドルが提示されました。旧ガイダンスは11.02億~11.11億ドルでした。

 トゥイリオも安定して良い決算を出し続けている銘柄であり、継続保有すべきです

⇒トゥイリオ(TWLO)の最新株価はこちら!

トゥイリオ(TWLO)チャート/日足・3カ月トゥイリオ(TWLO)チャート/日足・3カ月(出典:SBI証券公式サイト)
※画像をクリックすると最新のチャートへ飛びます。
拡大画像表示

【ウーバー】
ライバルの「リフト」に比べて見劣りのする決算に

 ライドシェアリング、レストランの出前サービスなどを展開するウーバー(ティッカーシンボル:UBER)の第2四半期決算は、EPSが予想-4.72ドルに対して-2.01ドル、売上高が予想33.2億ドルに対して31.7億ドル、売上高成長率が前年同期比+14.4%でした。

 売上高の内訳は、ライドシェアリングが23.48億ドル(前年同期比+2%)、ウーバー・イーツが5.95億ドル(+72%)、ビークル・ソリューションズが3百万ドル(-91%)でした。

 地域別売上高成長率は、米国カナダが17.76億ドル(+19%)、南米が4.17億ドル(-24%)、欧州中東アフリカが5.02億ドル(+22%)、アジア太平洋が2.76億ドル(+13%)でした。

 月次アクティブ・プラットフォーム・コンシュマーは、+30%の9900万人でした。トリップ数は+35%の16.77億回、グロス・ブッキングは+32%の157.56億ドルでした。

 コア・プラットフォーム・コントリビューション・マージンは8.2%でした。前年同期は14.7%でした。

 ウーバーの決算は、ライバルのリフトに比べるとかなり見劣りする内容でした。また売上高がコンセンサス予想に届かなかった為、多くの投資家を落胆させました。ウーバー株はすぐ処分すべきです。
【※関連記事はこちら!】
⇒「ウーバー」のIPOは、注目を集めたものの失敗! “ライドシェアリング銘柄”の成長性に期待するなら、業界2位の「リフト」のほうが成長性が高くて有望!

⇒ウーバー(UBER)の最新株価はこちら!

ウーバー(UBER)チャート/日足・3カ月ウーバー(UBER)チャート/日足・3カ月(出典:SBI証券公式サイト)
※画像をクリックすると最新のチャートへ飛びます。
拡大画像表示

 以上、今回は、最近IPOした注目企業の第2四半期決算をまとめましたので、参考にして下さい。

【※今週のピックアップ記事はこちら!】
国内プロバスケットボール「Bリーグ」の関連銘柄を紹介! 八村塁選手のNBA入団やW杯の決勝進出など、にわかに盛り上がるバスケットボール関連が狙い目!

【証券会社おすすめ比較】外国株(米国株、中国株、ロシア株、韓国株など)の取扱銘柄数で選ぶ!おすすめ証券会社

【※米国株を買うならこちらの記事もチェック!】
米国株投資で注意が必要な「為替」と「税金」とは?「特定口座(源泉徴収あり)」か「NISA口座」で投資をして、口座内に「米ドル」を残さないのがポイント!

※証券や銀行の口座開設、クレジットカードの入会などを申し込む際には必ず各社のサイトをご確認ください。なお、当サイトはアフィリエイト広告を採用しており、掲載各社のサービスに申し込むとアフィリエイトプログラムによる収益を得る場合があります。
証券会社(ネット証券)比較!売買手数料で比較ページへ
ネット証券会社(証券会社)比較!取引ツールで比較ページへ
 つみたてNISA(積立NISA)おすすめ比較&徹底解説ページへ
証券会社(ネット証券)比較!人気の証券会社で比較ページへ
ネット証券会社(証券会社)比較!株アプリで比較ページへ
 iDeCo(個人型確定拠出年金)おすすめ比較&徹底解説!詳しくはこちら!
ネット証券会社(証券会社)比較!最短で口座開設できる証券会社で比較ページへ
ネット証券会社(証券会社)比較!外国株で比較ページへ
桐谷さんの株主優待銘柄ページへ
証券会社(ネット証券)比較IPO(新規上場)比較ページへ
ネット証券会社(証券会社)比較!キャンペーンで比較ページへ
証券会社(ネット証券)比較!総合比較ページへ
【2024年4月1日時点】

「米国株」取扱数が多いおすすめ証券会社

◆マネックス証券 ⇒詳細情報ページへ
米国株の取扱銘柄数 取扱手数料(税込)
約4900銘柄 <現物取引>約定代金の0.495%(上限22米ドル)※買付時の為替手数料が無料/<信用取引>約定代金の0.33%(上限16.5米ドル)
【マネックス証券のおすすめポイント】
外国株の取扱銘柄数はトップクラス! また、米国株の買付時の為替手数料が0円(売却時は1ドルあたり25銭)となるキャンペーンが長期継続しており、実質的な取引コストを抑えることができる。さらに、外国株取引口座に初回入金した日から20日間は、米国株取引手数料(税込)が最大3万円がキャッシュバックされる。米国ETFの中で「米国ETF買い放題プログラム」対象21銘柄は、実質手数料無料(キャッシュバック)で取引が可能。米国株の積立サービス「米国株定期買付サービス(毎月買付)」は25ドルから。コツコツ投資したい人に便利なサービス。米国株は、時間外取引に加え、店頭取引サービスもあり日本時間の日中でも売買できる。また、NISA口座なら、日本株の売買手数料が無料なのに加え、外国株の購入手数料も全額キャッシュバックされて実質無料! 企業分析機能も充実しており、一定の条件をクリアすれば、銘柄分析ツール「銘柄スカウター米国株」「銘柄スカウター中国株」が無料で利用できる。
【関連記事】
◆【マネックス証券の特徴とおすすめポイントを解説】「単元未満株」の売買手数料の安さ&取扱銘柄の多さに加え、「米国株・中国株」の充実度も業界最強レベル!
【米国株投資おすすめ証券会社】マネックス証券の公式サイトはこちら
◆SBI証券 ⇒詳細情報ページへ
米国株の取扱銘柄数 取扱手数料(税込)
約5300銘柄 <現物取引>約定代金の0.495%(上限22米ドル)/<信用取引>約定代金の0.33%(上限16.5米ドル)
【SBI証券のおすすめポイント】
ネット証券最大手のひとつだけあって、米国から中国、韓国、アセアン各国まで、外国株式のラインナップの広さはダントツ! 米国株は手数料が最低0米ドルから取引可能で、一部米国ETFは手数料無料で取引できる。また、2023年12月1日から米ドルの為替レートを「0円」に引き下げたので、取引コストがその分割安になった。さらにNISA口座なら米国株式の買付手数料が無料なので、取引コストを一切かけずにトレードできる。米国株を積立購入したい人には「米国株式・ETF定期買付サービス」が便利。また、米国株の信用取引も可能。さらに、リアルタイムの米国株価、48種類の米国指数および板情報を無料で閲覧できる点もメリットだ。米国企業情報のレポート「One Pager」、銘柄検索に使える「米国株式決算スケジュールページ」や「米国テーマ・キーワード検索」、上場予定銘柄を紹介する「IPOスピードキャッチ!(米国・中国)」など情報サービスも多彩。「SBI 証券 米国株アプリ」は「米国市場ランキング」「ビジュアル決算」「銘柄ニュース」などの機能が充実している。
【関連記事】
◆【SBI証券の特徴とおすすめポイントを解説!】株式投資の売買手数料の安さは業界トップクラス! IPOや米国株、夜間取引など、商品・サービスも充実
◆「株初心者&株主優待初心者が口座開設するなら、おすすめのネット証券はどこですか?」桐谷さんのおすすめは松井、SBI、東海東京の3社!
【米国株投資おすすめ証券会社】SBI証券の公式サイトはこちら
◆楽天証券 ⇒詳細情報ページへ
米国株の取扱銘柄数 取扱手数料(税込)
約4750銘柄 <現物取引>約定代金の0.495%(上限22米ドル)/<信用取引>約定代金の0.33%(上限16.5米ドル)
【楽天証券おすすめポイント】
米国、中国(香港)、アセアン各国(シンガポール、タイ、マレーシア、インドネシア)と幅広い銘柄がそろっており、米国株の信用取引も利用可能! 指定の米国ETF15銘柄については買付手数料が無料で取引ができるのもお得。さらに、2023年12月からは米ドル⇔円の為替取引が完全無料! NISA口座なら米国株の売買手数料が0円(無料)なのもメリットだ。米国株の注文受付時間が土日、米国休場を含む日本時間の朝8時~翌朝6時と長いので、注文が出しやすいのもメリット。米国株式と米国株価指数のリアルタイム株価、さらに米国決算速報を無料で提供。ロイター配信の米国株個別銘柄ニュースが、すぐに日本語に自動翻訳されて配信されるのもメリット。米国株の積立投資も可能で、積立額は1回3000円からとお手軽。楽天ポイントを使っての買付もできる。銘柄探しには、財務指標やテクニカル分析などの複数条件から対象銘柄を検索できる「米国株スーパースクリーナー」が役に立つ。
【関連記事】
【楽天証券おすすめのポイントは?】トレードツール「MARKETSPEED」がおすすめ!投資信託や米国や中国株などの海外株式も充実!
◆【楽天証券の株アプリ/iSPEEDを徹底研究!】ログインなしでも利用可能。個別銘柄情報が見やすい!
【米国株投資おすすめ証券会社】楽天証券の公式サイトはこちら
◆DMM.com証券(DMM株) ⇒詳細情報ページへ
米国株の取扱銘柄数 取扱手数料(税込)
約2400銘柄 無料
【DMM.com証券おすすめポイント】
米国株の売買手数料が完全無料なので、取引コストに関しては割安! ただし、配当金が円に両替される際の為替スプレッドが1ドルあたり1円と高いので、配当狙いで長期保有する人は注意が必要だ。他社と違う点としては、外貨建ての口座がなく、売却時の代金や配当が自動的に米ドルから円に交換されること。米ドルで持っておきたい人には向かないが、すべて円で取引されるため初心者にとってはわかりやすいシステムと言えるだろう。また、米国株式と国内株式が同じ無料取引ツールで一元管理できるのもわかりやすい。米国株の情報として、米国株式コラムページを設置。ダウ・ジョーンズ社が発行する「バロンズ拾い読み」も掲載されている。
【関連記事】
◆DMM.com証券「DMM株」は、売買手数料が安い!大手ネット証券との売買コスト比較から申込み方法、お得なキャンペーン情報まで「DMM株」を徹底解説!
◆【証券会社比較】DMM.com証券(DMM株)の「現物手数料」「信用取引コスト」から「取扱商品」、さらには「最新のキャンペーン情報」までまとめて紹介!
【米国株投資おすすめ証券会社】DMM.com証券の公式サイトはこちら
【米国株の売買手数料がなんと0円!】
DMM.com証券(DMM株)の公式サイトはこちら
本記事の情報は定期的に見直しを行っていますが、更新の関係で最新の情報と異なる場合があります。最新の情報は各社の公式サイトでご確認ください。

太田忠の勝者のポートフォリオはこちら!
【クレジットカード・オブ・ザ・イヤー 2023年版】2人の専門家がおすすめの「最優秀カード」が決定!2021年の最強クレジットカード(全8部門)を公開! 最短翌日!口座開設が早い証券会社は? おすすめ!ネット証券を徹底比較!おすすめネット証券のポイント付き
ZAiオンライン アクセスランキング
1カ月
1週間
24時間
ダイヤモンド・ザイ最新号のご案内
ダイヤモンド・ザイ最新号好評発売中!

配当&株価が10倍株!
NISA投信グランプリ
ふるさと納税

6月号4月19日発売
定価780円(税込)
◆購入はコチラ!

楽天で「ダイヤモンド・ザイ」最新号をご購入の場合はコチラ!Amazonで購入される方はこちら!

[配当&株価が10倍になる株!]
◎第1特集
配当&株価が10倍になる株!
10年持ちっぱなしで「配当が10倍」になる株や「株価10倍」になる大型優良株を発掘
・誰もが知ってる大型株・優良株で実現
・新興国に進出/AI・半導体/
高齢化・人手不足/環境・EV
・番外編:1年で株価2倍になる株


◎第2特集
ダイヤモンド・ザイ
NISA投信グランプリ2024

2回を迎える、投資信託のアワードを発表!
NISAの投信選びや保有投信のチェックに最適

・NISAで運用できる投資信託のみが対象
・個人投資家が選びやすいよう、本数は30本のみ!
・個人投資家がわかりやすい部門で表彰


◎第3特集
ふるさと納税 日本3大グルメ&生産地
返礼品60 

日本3大和牛、3大地鶏、といったブランド食品や、日本3景、3名泉のベストグルメ、大注目の魚介、フルーツの3大産地の返礼品などを紹介

◎第4特集
FXで1億円!
年億稼ぐトレーダーの「神トレ」大公開!

ドル/円が34年ぶりの安値更新など、活況の為替市場。
FX界隈では、1年で「億」を稼ぐ「年億」の個人投資家が続々誕生しています。その手法を、わかりやすくお届け


◎【別冊付録】

いつまでたっても始められない人に贈る
新NISA「超ラク」スタートBOOK
完ペキさを求めてなかなか始められないより、「ラク」に「早く」始めたほうが、結果的にオトク
なかなか始められない人向け、ぐうたら指南書


◆出遅れJリートに投資チャンス! 利回り4~5%台投資判断&オススメJリート 
◆おカネの本音:渋澤 健さん
◆10倍株を探せ! IPO株研究所
◆マンガ恋する株式相場「コンビニがGAFAの一角に!?」
◆マンガ「昭和のボロ空き家はそのまま貸せばいい!?」
◆人気毎月分配型投信100本の「分配金」速報データ!


>>「最新号蔵出し記事」はこちら!



「ダイヤモンド・ザイ」の定期購読をされる方はコチラ!


>>【お詫びと訂正】ダイヤモンド・ザイはコチラ

【法人カード・オブ・ザ・イヤー2023】 クレジットカードの専門家が選んだ 2023年おすすめ「法人カード」を発表! 「キャッシュレス決済」おすすめ比較 太田忠の日本株「中・小型株」アナリスト&ファンドマネジャーとして活躍。「勝つ」ための日本株ポートフォリオの作り方を提案する株式メルマガ&サロン

ダイヤモンド不動産研究所のお役立ち情報

ザイFX!のお役立ち情報

ダイヤモンドZAiオンラインαのお役立ち情報