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2012年7月6日 フィスコ

後場に注目すべき3つのポイント~米国6月雇用統計待ちで見送りムード優勢

6日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

・日経平均の浮上は期待しづらく、中小型・材料株物色へ
・ドル・円は79円93銭付近、ポジション調整的なドル買いは一巡
・アタカ大機<%%%1978%%%>が連日の急伸など値動きのいい銘柄に短期資金が集中


■日経平均の浮上は期待しづらく、中小型・材料株物色へ

日経平均は続落。32.34円安の9047.46円(出来高概算7億3000万株)で前場の取引を
終えている。欧州中央銀行(ECB)と中国人民銀行による利下げと、英中銀の量的緩
和枠の拡大など、世界的な追加金融緩和が相次ぐなかで欧米市場は弱い展開となって
おり、シカゴ先物(9065円)にサヤ寄せする格好で始まった。

利下げを発表した中国への期待もあったが、銀行株の下げが重しとなって上海指数は
弱含みとなり、日経平均も小幅ながらもじり安基調となった。ただし、東証1部の騰
落銘柄は値上がり数が過半数を超えている状況。規模別指数では大型株の弱さが目立
つ一方、小型株指数はプラスで推移している。

セクターでは不動産、海運、建設、食料品、倉庫、ゴム、小売などが堅調。一方で、
石油石炭、電気機器、空運、鉱業、鉄鋼、その他金融、証券、機械などがさえない。


ファナック<%%%6954%%%>、TDK<%%%6762%%%>、キヤノン<%%%7751%%%>、京セラ<%%%6971%%%>など指数インパク
トの大きいハイテクの一角が弱い動きをみせており、日経平均の重しとなっている。
一方で、小型株指数が強いほか、値上がり数が過半数を占めている状況をみると、個
人投資家の需給状況は良好のようである。

前日に弱い動きだったソフトバンク<%%%9984%%%>が堅調に推移していることも安心感につな
がろう。ファナック、TDKの下落影響によって日経平均のプラスレンジへの浮上は
期待しづらく、中小型株や低位材料株による短期的な値幅取り狙いの商いが中心にな
りそうだ。

■ドル・円は79円93銭付近、ポジション調整的なドル買いは一巡

ドル・円は79円93銭付近で推移。ドル・円は底堅い動きを続けているが、ポジション
調整的なドル買いは一巡しているとの見方もあり、80円近辺で上昇一服となってい
る。ただし、ユーロ安・ドル高の流れは変わっていないことから、ドル・円の取引で
もドル買いのフローが増える可能性も残されている。

12時15分現在のドル・円は79円93銭、ユーロ・円は98円98銭、ポンド・円は124円10
銭、豪ドル・円は82円00銭付近で推移。上海総合指数は、2190.64(前日比-0.49%)
で推移している。

■後場のチェック銘柄

・米国6月雇用統計待ちのなか、前引けにかけて先物への大口売りでやや下げ幅拡大

・アタカ大機<%%%1978%%%>が連日の急伸など値動きのいい銘柄に短期資金が集中

・後場も見送りムード優勢へ、内需・ディフェンシブ優位の展開が継続か


☆後場の注目スケジュール☆

<国内>

13:00 携帯電話純増数と累計契約数(KDDI<%%%9433%%%>、ソフトバンク<%%%9984%%%>、NTTドコモ
<%%%9437%%%>、6月)
13:30 ラガルドIMF専務理事が講演予定
14:00 6月景気動向指数(予想:先行指数95.0、一致指数95.9、5月95.6/96.9)

16:00 藤村官房長官、定例記者会見

<海外>

15:45 仏・5月貿易収支(予想:-55億ユーロ、4月-58.01億ユーロ)