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2012年7月23日 フィスコ

今週の日本株見通し:日米企業の決算発表が焦点だが、欧州不安の再燃は警戒材料に

先週末の欧米市場は大幅に下落、欧州債務懸念の再燃が背景となっており、改めてリ
スク回避の動きが強まる公算。日銀金融政策決定会合通過、米FOMCでのQE3実施期待
後退で、各国の金融政策期待などは下支えにつながりにくい状況といえよう。ファイ
ナンス増加、ラマダン入りなどで需給不安も強いほか、先週の米ハイテク株決算後の
株価上昇を受けた、当面の買い戻しにも一巡感が意識されよう。

今週の物色の焦点は、日米で本格化する決算発表となる。米国では、本日23日のTI、
明日24日のアップル、25日のキャタピラー、ボーイング、フォード、コーニング、26
日のアマゾン、フェイスブック、27日のメルク、バークレイズなどが注目されよう。
なかでも、アップルへの注目度は高いが、期待感が高い分の反動は意識する必要があ
ろう。フェイスブックにも期待感は高めにくい状況か。一方、キャタピラーやコーニ
ングなどは、短期的なアク抜け感を期待したいところ。ボーイングの決算内容次第で
は、国内航空機関連に関心向かう可能性も。

国内では、24日の日本電産、25日のファナック、キヤノン、26日のJFEHD、日産、野
村、27日の富士フイルム、富士通など注目。ひとまず、今週の動きから決算発表後の
反応には方向感が定まろう。ほか、ロンドン五輪の開催を受けて、関連銘柄に関心が
高まる余地も。