最新株式ニュース
2012年7月23日 フィスコ

前場に注目すべき3つのポイント~資金は円高メリット関連に逃避へ

23日の前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

■株式見通し:弱含みの展開、アップル関連の押し目拾いに
■外資系証券9社の注文動向:差し引き40万株の売り越し
■前場の注目材料:円高進行で資金は円高メリット関連に逃避へ

■弱含みの展開、アップル関連の押し目拾いに

☆日経225想定レンジ:上限8650円-下限8550円

先週末の海外株安やユーロ安などが嫌気され、弱含みの相場展開となろう。ユーロ圏
財務相は20日、スペインの銀行に対する最大1000億ユーロの支援について合意に達し
た。しかし、スペイン10年債利回りが再び危険水域とされる7%台に乗せるなど、欧
州情勢への不安が根強い状況である。また、金融支援の実施が大きく遅れているギリ
シャについても、24日に協議が再開される予定であり、様子見姿勢につながる。


また、テクニカル面では、日経平均は週足の一目均衡表の雲下限に上値を抑えられる
形状。先週は8820円辺りに位置していたが、今週には8610円辺りに切り下がりをみせ
る。週末の海外株安の影響、決算が本格化し様子見姿勢が高まりやすいなか、調整を
余儀なくされるトレンドが予想される。

物色としては、日本でも決算シーズン入りとなることから、業績内容を見極めての個
別物色に。米国ではアップルやフェイスブックなどの決算が予定されている。特にア
ップルの決算評価などが高まるようだと、スマートフォンやタブレットなどの関連と
してハイテクセクターのみならず、SNS関連などへの波及が期待される。関連銘柄な
どには、押し目拾いの動きが出てきそうである。

■外資系証券9社の注文動向:差し引き40万株の売り越し

朝の外資系証券9社経由の注文状況は、売り820万株、買い780万株、差し引き40万株
の売り越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。

7月13日(金):110万株の買い越し
7月17日(火):290万株の売り越し
7月18日(水):410万株の売り越し
7月19日(木): 70万株の買い越し
7月20日(金):630万株の売り越し

■前場の注目材料

・スペインなど欧州警戒感で弱含みの展開を余儀なくされそう
・スマホ向け好調で受注回復との報道、電子部品各社に関心も
・円高進行で資金は円高メリット関連に逃避へ

☆前場のイベントスケジュール

<国内>

11:00  藤村官房長官、定例記者会見

<海外>

10:30  豪・4-6月期生産者物価指数(前年比予想:+1.0%、1-3月期+1.4%)