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2012年7月27日 フィスコ

後場に注目すべき3つのポイント~ザラ場決算銘柄を引き続き注目へ

27日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

・日経平均は修正リバウンドの範囲内、中小型株の需給懸念が強まる
・ドル・円は78円21銭付近、手掛かり材料難で動意薄の状態が続く
・ザラ場決算発表銘柄の動向を引き続き注目へ

■日経平均は修正リバウンドの範囲内、中小型株の需給懸念が強まる

日経平均は続伸。118.61円高の8561.71円(出来高概算8億3000万株)で前場の取引を
終えた。欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が、ユーロを維持するためにあらゆる手
段を尽くす、と発言したことを好感した欧米市場の流れを引継ぎ、景気敏感セクター
の主要銘柄を中心に買い優勢の展開に。

買い一巡後はこう着感が強まる状況ながら、主力大型株や金融株の強い値動きなどが
日経平均を押し上げる格好となり、前引け間際には8569.09円まで上げ幅を拡げてい
る。

一方、米フェイスブックの時間外の弱い値動きのほか、サイバーエージェント<4751>
の決算がネガティブ視された結果、DeNA<2432>、グリー<3632>などSNS関連の一角は
波乱の展開に。東証1部の騰落銘柄は、値上がり1231に対して値下がり324、変わらず
95と、値上がり数が全体の7割を占めている。

トヨタ<7203>など自動車セクターの強い値動きが目立つ。ECB総裁発言によって過度
な欧州不安が後退し、売り込まれていた景気敏感セクターへの循環的な買い戻しにつ
ながっているようである。

しかし、サイバーエージェント<4751>のストップ安によって需給不安が高まりそうで
ある。ストップ安で張り付いているため建玉を外せない状況のなか、追加担保差し入
れへの警戒から他の保有株売却につながってしまう可能性がある。これが個人主体の
中小型株への需給悪化へ。

また、日経平均は続伸をみせるものの、8600円辺りまでは直近の急ピッチの下げに対
する修正リバウンドの範囲内である。トレンドが転換してくる訳ではないため、日経
平均の戻りよりも需給悪化が警戒されてくる。

■ドル・円は78円21銭付近、手掛かり材料難で動意薄の状態が続く

ドル・円は78円21銭付近で推移。有力な手掛かり材料が不足しており、ドル・円の取
引は動意薄の状態が続いている。78円10銭、78円00銭には短期筋などのドル買い興味
が残されており、ドル相場を下支えしている。ただし、ポジション調整的なドル売り
のフローも多少入っており、ドル・円の上昇を抑制している。

12時06分現在のドル・円は78円21銭、ユーロ・円は96円11銭、ポンド・円は122円65
銭、豪ドル・円は81円45銭付近で推移。上海総合指数は、2132.50(前日比+0.31%)
で推移している。

■後場のチェック銘柄

・日経平均は景気敏感株中心に買い戻しが先行
・内需系は利食い、米フェイスブックやサイバー急落でSNS関連が軒並み安

・ザラ場決算発表銘柄の動向を引き続き注目へ

■13:00

住友電設<1949>
ジャパンフーズ<2599>
アツギ<3529>
サイバネットシステム<4312>
大日本住友製薬<4506>
アグレックス<%%%4799%%%>
WOWOW<4839>
東海ゴム工業<5191>
指月電機製作所<6994>
サンワテクノス<8137>
ナガホリ<8139>
ソーダニッカ<8158>
ゼビオ<8281>
大光銀行<8537>
東洋証券<8614>
日本エスリード<8877>
明治海運<9115>
新日本ガス<%%%9542%%%>
東京デリカ<9990>

■13:25

ダイハツ工業<7262>

■14:00

三晃金属工業<1972>
ヤクルト本社<2267>
ブルドックソース<2804>
石原薬品<4462>
持田製薬<4534>
JFEシステムズ<4832>
日本軽金属<%%%5701%%%>
エスティック<6161>
高岳製作所<%%%6621%%%>
IHI<7013>
伊藤忠エネクス<8133>
木曽路<8160>
阿波銀行<8388>
東海東京フィナンシャル・ホールディングス<8616>
高木証券<8625>
小田急電鉄<9007>
アサガミ<9311>
エヌジェーケー<9748>

※上記は決算発表予定時刻となっておりので、発表日時が変更になる場合がございま
す。ご了承ください。

☆後場の注目スケジュール☆

<国内>

16:00 藤村官房長官、定例記者会見

<海外>

15:45 仏・7月消費者信頼感指数(予想:90、6月90)