株式レポート
2012年7月30日 マネックス証券

決算集計速報 数少ない上方修正銘柄は - 金山敏之「投資のヒント」

先週から3月期決算期企業の第1四半期決算発表が本格的にスタートしたことでマーケットでは決算発表への関心が急速に高まっています。そこで今回はTOPIX500採用の3月期決算銘柄を対象に早速、先週(23-27日)発表分の決算集計を行っています。その集計結果をみてみると業績の通期予想を修正した企業は限定的で、TOPIX500採用銘柄で先週に通期予想を上方修正した企業は3銘柄に止まり、通期予想を据え置く企業が目立ちました。

このように業績予想を修正する企業が限られるなか、通期予想を据え置いた銘柄でも決算後に株価が大きく動くケースがみられます。例えばカゴメ(2811)やコニカミノルタHD(4902)は通期見通しを変更しませんでしたが、第1四半期が大幅な増益となったことが好感され買われました。一方で同様に通期予想を据え置いた富士通(6702)は第1四半期の赤字幅が前年同期比で拡大したことが嫌気されたうえ、ダイハツ(7262)は第1四半期が大幅な増益となったにも関わらず通期予想を据え置いたことで売りが出ました。