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2012年8月10日 フィスコ

前場に注目すべき3つのポイント~ソニーのソネットTOBで親子上場銘柄に関心も

10日の前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

■株式見通し:SQイベント通過で個人主導による材料株物色へ
■外資系証券9社の注文動向:差し引き360万株の買い越し
■前場の注目材料:ソニー<%%%6758%%%>がソネット<%%%3789%%%>を完全子会社化へ、親子上場銘柄
に関心も

■SQイベント通過で個人主導による材料株物色へ

☆日経225想定レンジ:上限9000円-下限8900円

オプションSQ(特別清算指数算出)が通過することにより、一気に夏休みモードに入
る可能性がある。昨日9日の日経平均は先物主導での思惑的な値動きとなり、ザラ場
ベースでは1ヶ月ぶりに9000円を回復する局面をみせていた。この9000円タッチによ
って目先的には達成感につながりそうな気配である。

米国では週間失業保険新規申請件数は小幅に減少したことが好感されたが、NYダウは
5日ぶりに小反落、ナスダックは続伸と、まちまちの展開だった。週末を控えている
ほか、参加者の夏休み休暇が本格化することもあり、オプションSQ通過後は利益を確
定する流れに向かいそうだ。とはいえ、NYダウの下げは利益確定の範囲内であり、欧
州市場は中国の緩和期待や企業決算を支援材料にしっかりである。投資環境が変化し
たわけではなく、下を売り込む流れにはならないだろう。

日経平均は8965円辺りに位置する一目均衡表の雲上限を捉えたが、同水準での攻防に
なりそうだ。ただし、このところはコア30銘柄を中心としたインデックス買いが日経
平均をけん引した感はある。SQ通過でこの動きが一巡するようだと、雲上限が上値抵
抗となり、反動も警戒しておく必要があろう。

物色は売り込まれていたセクターや銘柄への見直しのほか、SQイベント通過によって
やや仕手系色の強い材料株や復興、選挙関連などテーマ株などに個人主導の資金が向
かいやすいだろう。

■外資系証券9社の注文動向:差し引き360万株の買い越し

朝の外資系証券9社経由の注文状況は、売り1380万株、買い1740万株、差し引き360万
株の買い越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。

8月3日(金):210万株の売り越し
8月6日(月):290万株の売り越し
8月7日(火):180万株の買い越し
8月8日(水):400万株の買い越し
8月9日(木):250万株の売り越し

■前場の注目材料

・夏季休暇入りで参加者減少、9000円到達による達成感に警戒
・ソニー<%%%6758%%%>がソネット<%%%3789%%%>を完全子会社化へ、親子上場銘柄に関心も

・ユーロ・円が円高進行、場中はユーロと先物動向を引き続き注視へ

☆前場のイベントスケジュール

<国内>

08:50 企業物価指数(7月、日本銀行)
08:50 貸出先別貸出金(四半期調査6月、日本銀行)
10:00 ビール、発泡酒出荷数量(7月、ビール酒造組合など)
11:00 中古車販売台数(7月、日本自動車販売協会連合会)